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沖縄が発祥とされる空手の“聖地”を紹介

2017 6/13 12:41まるちゃん
空手,聖地,沖縄
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出典 sunabesyou/Shutterstock.com

東京オリンピックの正式種目にも決まった空手。沖縄が発祥とされる武道の空手は、今やさまざまな進化を遂げて世界中の人々に愛されている。そこで空手発祥の地とされる“聖地”の由来や、歴史、観光地などを紹介しよう。

空手の“聖地”の歴史とは

空手は日本で発展した武道とされている。その成り立ちは琉球王国時代の沖縄。諸説あるが、もともとは拳足による打撃技を基礎とした武道で、“手(ティー)”と呼ばれる沖縄固有の拳法がそのルーツとされている。日本武術の示現流や中国武術なども取り入れて、今日の空手の原型へと発展した。
そして大正時代には日本全国へと伝わり、第二次世界大戦後は世界の国々へと広がっていった。今ではスポーツとしても人気で、己を鍛える日本らしい精神性も魅力となっている。

空手の“聖地”沖縄のルーツを紐解く

空手は琉球王国時代の沖縄で生まれた武術にほぼ間違いはないが、残念ながら文献などは残っていない。そのためルーツには諸説あり、どれも空手の古老などから言い伝わった歴史をもとにしている。起源のルーツとして有名なのが、“久米三十六姓輸入説”と“舞方からの発展説”の2つ。
“久米三十六姓輸入説”は、現在の那覇市久米に、「閩人(びんじん)三十六姓」と呼ばれる職人たちが明の福建省から移住。さまざまな技能や先進的な技術を伝えたなかに、空手の基礎があったと考えられている。
また“舞方からの発展説”は、沖縄に古くから伝わる武術的な琉球舞踊である“舞方”を基礎に発展した説だ。他にもさまざまな説があるが、空手のルーツが沖縄であることに異論を唱える人はいない。

今日の空手と“聖地“沖縄の空手とは

スポーツとしても親しまれている近代の空手は、基本的には打撃系をメインとした格闘技だ。しかし空手の“聖地”と称される沖縄古来の空手には、投げ技や関節技に掴み技なども含まれていた。また棒術やヌンチャク術、琉球古武術の釵(さい)といった、武器系の術もあわせて修行するのが一般的だ。
現在も沖縄では古来からの鍛錬法や技術などのスタンスを守り続けている流派があり、沖縄が空手の“聖地”として認められる要因となっている。

沖縄県が目指している空手の“聖地”を目指した振興とは

2020年に開催予定の東京オリンピックで正式種目となった空手。そんなニュースが注目されている今、沖縄県では空手の“聖地”を目指した振興に力を入れている。2016年には沖縄県庁内に「空手振興課」を新設し、2017年の3月には豊見城城址公園跡地に「沖縄空手会館」がオープンした。
空手をアピールすることで沖縄の伝統文化を世界に発信し、観光客の誘致につなげるために空手の“聖地”としてブランド化を目指している。

空手のルーツを求める観光スポット

空手の“聖地”沖縄はリゾート地としても人気で、観光スポットも数多くある。透き通った海や首里城などが有名だが、空手のルーツを求める観光スポットもたくさんある。先ほど紹介した「沖縄空手会館」や、沖縄県西原町上原にある「空手博物館」も武道好きなら一度は訪れたいスポットだ。
また体験道場が人気の「沖縄伝統空手道古武道国際研修センター」や、「 宮城長順の顕彰碑」など空手に関する史跡が多くある。

まとめ

沖縄が発祥とされる空手の“聖地”や歴史、由来などを紹介した。沖縄は観光スポットも多く、空手や武道好きなら一度は訪れたい場所だ。そして沖縄には今でも古来の伝統的な教えを守っている流派も数多く存在している。そういった“聖地”が国内にあるからこそ、オリンピック種目となった空手に、注目と期待が集まっている。

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