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東京オリンピックで採用された伝統空手のルールって?【寸止め空手・伝統空手編】

2016 11/10 19:16
空手
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Photo by ostill / Shutterstock.com

2020年の東京オリンピック開催競技に選ばれた空手。これをきっかけに興味をもった方も多いのではないだろうか?しかし、空手は流派ごとでルールが違い、分かりにくい面もある。まずは競技の種類ごとに代表的なルールを覚えていこう。今回は「伝統空手」について紹介する。

【伝統空手】ってなんのこと?

空手という競技の中には数種類のジャンルがあり、伝統空手はその中のひとつだ。
古い伝統的な技法を用いて闘う競技で、試合時には必ず“寸止め”するというルールが定められている。基本は格闘技である空手だが、伝統空手は寸止めルールのおかげもあり身体にダメージを受ける可能性も少なく、どの世代でも気軽に楽しめるスポーツと呼べる。
また、伝統空手のルールは全空連や国体といった大会の正式ルールとなっており、空手の中でも幅広く定着している競技だ。

伝統空手の基本ルールを覚えよう!

伝統空手は基本的に技を寸止めで繰り出して闘うスポーツ競技だ。
ポイント制を取っており、相手に蹴りや突きを繰り出して獲得していく。先に8ポイント差をつけるか、制限時間内でより多くポイントを得た側が勝利するルールとなっている。もし打撃を相手に当ててしまうと反則になるので注意が必要だ。
その他、相手が立っている時よりも倒れている時に技を決める方がポイントが高いなど、細かなルールが存在する。

伝統空手のルールにおける反則とは?

伝統空手の反則ルールについて詳しく見ていこう。 先に記述した通り、寸止めルールを敷いている伝統空手では、相手に直接打撃でダメージを与える行為は反則となる。
試合中の反則にはカテゴリーがあり、「忠告」の次は「警告」、「反則注意」と段階を踏み、最終的に「反則」の勧告を受けると無条件で負けとなる。 また、反則行為の内容によっては即「反則」になってしまう場合もある。

伝統空手のしきたりを覚えよう!

伝統空手はその名の通り、古くから伝統的に伝わっている技法を用いることの多い競技だ。稽古も「型」や「形」を中心に行っていくのが主流となっている。
段級位制を採用しており、柔道と同じく帯の色で習熟度を表すならわしとなっている。
また、空手に限らず日本の武道全てに通ずることだが“礼に始まり、礼に終わる”という精神がある。これは伝統空手だけではなく、すべての武道に流れる精神だ。競技者はもちろんのこと、観戦する側も武道の精神を忘れず参加したいものだ。

伝統空手にも種類があるって本当?

多くの流派が存在する日本の空手だが、実は伝統空手ひとつを取っても様々なジャンルに分かれている。
スポーツ空手として幅広い指示を集める「狭義の伝統派空手」。 スポーツとしての空手ではなく、古くからの空手スタイルを重んじる「古伝空手」。 かつて空手を生んだ沖縄を中心に、伝統的な型の稽古に重要性をおく「沖縄空手」。 このほかにも枝分かれした流派が存在し、一見では理解できない奥が深い競技だ。
なお、2020年の東京オリンピックに採用されたのは「狭義の伝統派空手」のルール(寸止め空手、全日本空手道連盟参照)。どこから手をつけていいのか迷ってしまう方は、まずはここから調べていくと良いだろう。

まとめ

リオデジャネイロで開催されたオリンピックも終わり、次はいよいよ東京の番。どんなドラマが展開されるだろうか?追加競技の中でも特に伝統空手は日本発祥のスポーツだ。2020年までにルールを覚えて、思い切り観戦を楽しもう。

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