安定感に期待したが……
2月9日(日)、東京競馬場では古馬によるマイル重賞、東京新聞杯(GⅢ・芝1600m)、京都競馬場ではクラシックを目指す3歳馬たちによる戦い、きさらぎ賞(GⅢ・芝1800m)が行われた。それぞれのレースについて、AI予想エンジンKAIBAが行った予想結果を振り返っていく。
まずは東京新聞杯の結果から見ていこう。レースはモルフェオルフェが前半600mを34.7のペースで逃げ、縦長の隊列で流れる。直線に向いて先に抜け出したのはレイエンダ。そこへクルーガーやクリノガウディーなども並びかけ、ゴール前は大混戦となった。その争いを制したのは、外から伸びてきたプリモシーン。近2走は2桁着順が続いていたが、ヴィクトリアマイル2着という実績のあるコースでの重賞制覇を果たした。勝ちタイムは1:33.0だった。
KAIBAの本命は、12戦中11戦で馬券圏内に好走していたレッドヴェイロン。安定感に期待して推奨したものの、直線ではエンジンのかかりが遅く、じりじりとしか伸びず9着に終わっている。
3番手に推奨したサトノアーサーは、4着と見せ場はあったものの、最終的に切れ負けした印象が強かった。それだけに、やはり良馬場よりは少し水分を含んだ馬場で、上がりが34秒以上かかる舞台が合っていそうだ。
<KAIBAの予想>
◎レッドヴェイロン
○ヴァンドギャルド
▲サトノアーサー
△プリモシーン
×シャドウディーヴァ