「スポーツ × AI × データ解析でスポーツの観方を変える」

【シンザン記念】AIの本命はサンクテュエール 2頭が抜けたレースと予想

2020 1/11 17:00SPAIA編集部
2019年のアルテミスSゴール前ⒸSPAIA(撮影:三木俊幸)
このエントリーをはてなブックマークに追加

ⒸSPAIA(撮影:三木俊幸)

出世レースシンザン記念、AIの本命は?

1月12日(日)に京都競馬場で行われるのはシンザン記念(GⅢ 芝1600m)である。過去にはアーモンドアイ、ミッキーアイル、ジェンティルドンナ、タニノギムレットなどが、ここを勝ってGⅠを制覇した、いわば出世レースである。

このレースの馬券を当てるのは大事だが、レース内容を覚えておくと、将来の馬券検討にも役立つレースなので、ぜひとも頭に叩き込んでおきたい。

今回、AI「KAIBA」の本命はサンクテュエール。前走のアルテミスSは、のちに阪神JFで断然の1番人気に推されるリアアメリアに完敗したが、2番手からうまく競馬ができていたしセンスを感じさせる内容だったことが評価されたようだ。

また、前走の距離データもプラスポイント。前走、今回と同じ芝1600mの距離を走った馬は過去10年で9勝と突出している。立ち回りのうまさを生かせる1枠を引けたのも好材料だ。

シンザン記念出走馬の前走距離ⒸSPAIA

対抗はルーツドール。こちらも前走1600mの評価が影響しているようだ。前走の新馬戦の勝ちタイムが1分33秒3。同日に行われた同条件3歳以上3勝クラスのユートピアSの勝ち時計とコンマ2秒差というのを考えると、新馬戦でこの時計はかなり優秀だ。

前走、新馬戦を使ってここに挑んだ馬は、過去10年で9頭いて、1着1回、2着2回、3着1回で複勝率が44.4%。勢いそのままに重賞制覇となるか?

「回収率重視」の買い目はこの2頭の馬連と馬単のみ。この2頭を上位に選んだ以上は、絞った買い目でないと儲からないと判断したのだろう。

《KAIBAとは?》
独自に開発した競馬予想AIエンジンである。過去数十年分のレース結果、競走馬、騎手、調教師、コース情報やタイム、天気や馬場状態など、ありとあらゆるレースに関する膨大な情報をAIが自動で学習し、予想をする。 これらの予想を元に、回収率を重視した買い目、的中率を重視した買い目を推奨する。