「サマーSPAIAシリーズ」開幕
今週からサマーシリーズが開幕。SPAIAでは、競馬が盛り下がる夏の時季をどう乗り越えるか検討したところ、「サマージョッキーシリーズ」ならぬ、「サマーSPAIAシリーズ」を開催。サマーシリーズをSPAIA予想陣で全レース予想し、1レースにつき予算5000円で予想対決をすることに。
エントリーは普段データで予想する門田氏、馬場から予想する三木氏、そして編集部の喜畑の3人。普段は全員が全員、予想するレースがかぶらないようにしているが、サマーシリーズは3人が同じレースを予想。
泥仕合となるか、はたまた高レベルの対決が繰り広げられるのか?
サマーシリーズが終わる9月8日までお付き合いいただけたら幸いです。
過去10年では3、4歳馬の成績が良好
「サマーSPAIAシリーズ」の開幕戦を飾るのが函館スプリントS(GⅢ 芝1200)。2011年以降、1番人気が7連敗している難解なレースである。それにしても、禁止薬物を摂取した可能性のある6頭が除外と大変なことになった。
先に予想した三木氏、門田氏の買い目はほぼ払い戻し。まともに勝負するのは私だけとなった。これが吉と出るか凶と出るか。
このシリーズを機に予想方法を少し変更する。
色濃く出た「データ」と「データ」を掛け合わせて、該当する馬を選択する方法を取ってみる。
さっそくこのレースで一番色濃く出たデータがこちら。
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過去10年の年齢別成績である。とにかく3、4歳馬の成績がいい。特に3歳馬だが、昨年は出走馬が0頭だったので除外すると、4年連続で馬券圏内に絡んでいる。
今回出走する3歳馬はアスターペガサス、4歳馬はカイザーメランジェ、タワーオブロンドン、ダノンスマッシュ、ライトオンキューの4頭。ここから絞りたい。
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特に開幕週なので、前が有利かと思い、調べたところ、意外や意外、差しも利くのだ。ただ、開幕週らしいデータもあった。
過去10年で栗東所属馬が16連対
それが枠別成績。
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3枠までの馬が圧倒的に有利なのだ。勝率に至ってはこの3つが抜けている。ただ、このデータは枠順発表がされていない時点で予想をしているため使えない。
なので、最後に見つけた「過去10年の所属別成績」を使っていきたい。
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10年で20頭中16頭が連対とこれは素晴らしい数字である。数週間前にきっちりと輸送をこなし、万全の態勢で挑んでいる証拠である。
注目は「年齢別」×「所属別」
今回は「年齢別」×「所属別」の成績に注目。「3、4歳」×「栗東所属」の馬となる。これに該当するのが、アスターペガサス、ダノンスマッシュ、ライトオンキューの3頭。
ただ、3頭中2頭が除外。残ったのはアスターペガサスのみ。配当妙味のある馬券は単勝しかないか。ならば単勝5000円で勝負。
第1戦目なので、うまくスタートダッシュを決めたい。