東京競馬場は内ラチ沿いが有利な馬場
5週連続のGⅠが終わり、改めて自分の予想を振り返ってみたが、天皇賞(春)の軸2頭が当たったのみで、馬券は全敗……。
それに加えて、強い紫外線の中で長時間撮影している影響もあってか、ここ数週間は月曜日に感じる疲労がかなりひどかった。少し休みたいと言いたい気持ちもあるが、そうはいかないので気持ちを切り替え、もっと競馬を楽しむ気持ちで予想に励みたい。
土曜日の東京メインレースに行われるのが多摩川S(3勝クラス・芝1600m)である。予想に入る前に、まずは6月1日、2日に行われたレースを振り返っておく。

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タイム的には高速馬場に変わりないが、1勝クラスのレースとはいえ日曜8レースのシセイタイガが勝った1400m戦のタイムは1:21.0、9レースのホンコンジョッキートロフィーは2:00.1と前週までと比べると平凡なタイムのレースも多かった。
しかし上がりを見てみると、平均して速い上がりが必要とされる馬場で、最も遅かったタイムでもセントレオナードが勝った2400mの未勝利戦の34.3だった。脚質は引き続き内ラチ沿いを通った先行馬の活躍が顕著に見られ、11レース中7レースが先行馬勝利している。
能力差が大きい新馬戦以外で差し・追込決着となったのは1400mのみ。
今週もCコースが使用されることからも、先週と同様に内ラチ沿いを通る馬を狙うのがよさそう。
しかし、週末にかけて雨予報も出ており、雨量が多くなった場合は外差しが決まることも考えられる。当日の馬場傾向をしっかりと見極めたうえで馬券を購入してほしい。














