1番人気が複勝率9割
2枚のダービーへの優先出走権をかけた決戦、青葉賞(GⅡ 芝2400m)が4月27日(土)に行われる。前哨戦の位置づけにはなるが、夢のダービーへの切符がもらえるからには生半可な仕上げでは各陣営もこのレースに挑まないはず。
さっそく予想に入るが、過去10年では1番人気が馬券圏内に9頭入るなど、実力のある馬がきっちり結果を残している。

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ただ2、3番人気が不振で、伏兵にも注意しておきたい。ダービーにどうしても出たい馬が究極の仕上げをし、激走するのが原因かもしれない。
次に見ていただきたいデータが前走距離である。

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過去10年で馬券圏内に来た馬の前走距離は、ある程度長い距離を走っている馬に限る。ぶっつけで2400mもの長い距離で結果を残すのは、この時期の3歳馬にとっては酷ということであろう。
ディープインパクト産駒がそこまで抜けていない条件
下記は今回出走している馬の中での、過去3年の東京芝2400mの種牡馬別成績である。

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注目は天下のディープインパクト産駒の成績がそこまで突出していないこと。ルーラーシップ、キングカメハメハ、ディープブリランテ産駒にも注意が必要であろう。
最後に今回出走している馬の中での、過去3年の東京芝2400mの調教師別成績。

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上位厩舎がずらりと並ぶ。力を発揮しやすいコース形態、条件だけに紛れが少ないということか。藤沢和雄厩舎に至っては、連対率50%とこちらはすごい数字である。
ランフォザローゼスは鉄板?穴馬は?
まとめに入る。今回ご紹介したのが
・1番人気
・前走である程度長い距離を入った馬
・ルーラーシップ、キングカメハメハ、ディープブリランテ、ディープインパクト産駒
・堀、友道、藤沢和、高橋文厩舎
の4つである。
1つ目の項目だが、まだ戦歴が少ないこの時期の3歳馬で1番人気を予想するのも至難の業だが、騎手×厩舎を考えると、ランフォザローゼスか。この馬、人気さえクリアしてくれれば、藤沢和雄厩舎の馬だし、4つともクリアできる。これを軸としたい。
人気が予想されるウーリリだが、前走の距離(1800m)が引っ掛かる。ただ、条件的に3つは当てはまるので切るのは怖い。あくまで押さえまで。
狙ってみたいのが、カウディーリョ。前走のプラス20キロは成長の証し。母、全姉とも左回りのコースで重賞2勝と血統も後押し。データ的にも、人気以外3つが該当するしこれは買ってみたい1頭である。
あとは、データ的に合致するピンシェルを押さえに入れておく。
馬券は、カウディーリョの逆転にも期待し、ランフォザローゼスとカウディーリョの馬単折り返しとワイド、ランフォザローゼスからウーリリ、ピンシェルの馬連で勝負。