休み明けに強い中内田厩舎
4月も後半に差し掛かり、競馬のシーズンも3分の1が終わろうとしている。騎手リーディングでは、川田将雅騎手が53勝を挙げて2位のクリストフ・ルメール騎手に14勝差をつけ、独走態勢に入りつつある。 騎手リーディングは以下の通り。
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その一方で調教師リーディングを見てみると、安田隆行厩舎と中内田充正厩舎が24勝を挙げて、一歩抜け出した感もある。ただ、それ以下は混戦模様となっている。
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そんな調教師リーディングトップ10を見ていて、中内田厩舎の出走数が70回と他の厩舎に比べて少ないことに気がついた。
それでも、勝率、連対率、複勝率では断トツで好成績を残していることからも、しっかりと乗り込み、一戦一戦大切にレースに使っている証拠ではないかと考えた。そこで実際にレース間隔別では、どのような結果が見られるのかを分析してみた。
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思っていた通り、前走を使ってから中10〜25週と間隔をとった時の成績が最も良かった。勝率46.7%、連対率53.3%、複勝率60.0%は驚異的な数字だ。さらに半年以上間隔をとった時の成績も勝率40.0%、連対率と複勝率はともに60.0%と長期休養後でもすばらしい成績を残している。
このデータに当てはまるのが2017年の2歳王者で、前走の金鯱賞を快勝したダノンプレミアムだ。今週のマイラーズCに出走を予定しており、今回は中5週でのレースとなる。中10週以上に比べると数字は劣るが、複勝率では50.0%となっており、どのようなレースを見せてくれるのか注目が集まる。