来年産駒がデビューする種牡馬
前回は今年産駒がデビューする種牡馬、今年スタッドインした種牡馬を紹介した。そこで、今回は社台スタリオンに繋養されている、来年産駒がデビューする種牡馬、今年産駒が誕生した種牡馬についてレビューしてみよう。
来年産駒がデビューする種牡馬はドゥラメンテ、ミッキーアイル、モーリスがいる。中でもドゥラメンテ、モーリスは超一流の能力を持った馬で、当然ながら種牡馬としての期待も高まる。
ドゥラメンテはダービーも勝っているが、個人的には4コーナーで「馬がワープした」といわれる皐月賞が圧巻だった。
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故障を発症し志半ばで引退したが、今後のことを考えると余力を残して種牡馬入りしたのはプラスに取れる。この馬の課題は2つ。1つ目は激しい気性が産駒にいい方向に伝わるかどうか。2つ目はサンデーサイレンス×キングカメハメハという、二大巨頭の血を引いていて、この血を引く国内の良血牝馬に付けられないのは大きなハンデ。とはいえ、底知れぬポテンシャルと超のつく血統の良さはやはり魅力。父が果たせなかった凱旋門賞制覇の夢を継ぐ産駒が現れることを期待しよう。
モーリスは国内成績もさることながら、香港で異なるGⅠを3勝した世界的名馬。
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最も種牡馬として評価されるのはマイルでのパフォーマンス、というのが世界の潮流。そのカテゴリーに関しては近年で最強といって過言ではない。当然ながら、種牡馬として成功する確率もかなり高いだろう。