石神騎手は中山大障害3連覇
12月22日に中山競馬場で行われた障害の大一番中山大障害は、石神騎手騎乗のニホンピロバロンがタイセイドリームを何とかしのいでの優勝となった。このレースの回顧とともに、データ馬券はどうだったのか振り返る。
12月22日に中山競馬場で行われた障害の大一番中山大障害は、石神騎手騎乗のニホンピロバロンがタイセイドリームを何とかしのいでの優勝となった。このレースの回顧とともに、データ馬券はどうだったのか振り返る。
レースの序盤は各馬飛越に集中し、動きのない展開。レースが動いたのは最後の1周になってから。ミヤジタイガが1コーナ過ぎの坂の下りをうまく使って、先頭に立つ。逃げた断然の1番人気アップトゥデイトはその後、ニホンピロバロンにも抜かれ、最後の障害飛越の際に焦ったのか落馬。
直線に入ってニホンピロバロン、ミヤジタイガの一騎打ちに待ったをかけたのが、後ろから虎視眈々と狙っていたタイセイドリーム。ニホンピロバロンを目標に追うが、わずかに及ばず。ミヤジタイガは早めに仕掛けたのがたたり、5着に敗れた。3着には中団でじっと我慢していたマイネルプロンプトが入った。
予想的に大反省なのが、「前走3着以内の成績がいい」といったにもかかわらず、アップトゥデイトを軸にしたり、ニホンピロバロンは休みが長いといって切ったりしたこと。シンプルな予想にしていればと反省するばかり。年の瀬の反省を生かして、来年は飛躍の年にしたいと思う。