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中山大障害を知って競馬を楽しむ5つのポイント

2017 8/3 14:10クララ
競馬
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Photo by NEIL ROY JOHNSON/Shutterstock.com

中山大障害は、中山競馬場で毎年12月の末頃に行われるJ・GIの障害レースだ。 同じ頃に開催される有馬記念と共に、競馬ファンにとっては、その年のしめくくりの目玉レースとも言えるだろう。 今回は、この障害レースを楽しむポイントを紹介する。

中山大障害の歴史、出走資格は?

千葉県船橋市にある中山競馬場で行われている中山大障害の歴史は古く、1934年に第1回が「大障害特別」という名前で、日本で最も難しい障害競走として開催された。1935年からは春と秋の年2回開催されるようになり、「中山大障害」という名のレースとなったのは1948年秋からだ。
1999年からは、春は「中山グランドジャンプ」に変わり、現在は年1回、年末頃に開催される。出走資格はサラ系障害3歳以上で、3歳61kg、4歳以上63kg、牝馬2kg減だ。また、現在は外国馬も出走可能だ。

迫力あるコースの障害

中山競馬場の4100mにコースが作られる。高さ1.4mのいけ垣、高さ1.6mの大いけ垣、高さ1.3mの竹柵、高さ1.6mの大竹柵、幅3.7mの水ごうなどが要所要所に設定され、そのほか高低差5.3mの谷を下る、上るといったキツいコースだ。そして最後は障害なしの直線で盛り上がる。
また、内と外が入れ替わる「たすきコース」を2度通過しなければならないのだが、ここでのコース取りも勝敗にかかわってくる。障害を高くジャンプして飛び越えていく馬の姿は、平地での競走とはまた違った迫力のあるものだ。

近年の中山大障害の動向は?

2016年度優勝のオジュウチョウサンが5歳、2、3着が6歳と若い馬だったが、2015年も上位3着が5歳と6歳、2010年からの優勝はすべて4歳または5歳の馬と、やはり若い馬で占められている。
そして、近年の動向としては、近場の障害レースで成績を残してきた馬に人気が集中し、2016年1番人気のオジュウチョウサンが1.4倍、2015年1番人気はサナシオンが1.7倍、2014年のアポロマーベリックが1.7倍といったように1倍台となっており、いずれも1着から3着と好成績を残している。
データ的に安定しているというのが近年の動向で、初心者にも予想しやすいのではないだろうか。

2016年の中山大障害は?

雨の中開催された2016年の第139回中山大障害は、1頭が出走取り消しの11頭で争われた。
ドリームセーリングが先導する形で始まったレースだが、3コーナーの谷のあたりから2016年優勝のアップトゥデイトとオジュウチョウサンの2頭がでてきて3、4コーナーの中間の障害では先頭2頭がきれいに並んでジャンプする姿を見ることができた。
最後の4コーナーから直線にかけてオジュウチョウサンが颯爽と抜け出してくる。結果は、1番人気オジュウチョウサンの圧勝で、2着は2番人気のアップトゥデイト、3着は3番人気のルペールノエルと、人気順通りの結果となった。

大迫力のレースは中山競馬場で!

障害レースは、馬がダイナミックにジャンプする迫力あるレースとなる。できれば競馬場に出向いて生で観られると良い。大きなレースなので混むが、中山競馬場のゴンドラ席なら全体が見渡せて様子がよくわかるし、他の指定席でも早めに席を確保して良い場所を見つければ十分楽しめる。
昔は内馬場の方でもすぐ近くでジャンプが見られて良い場所があったのだが、最近は閉鎖されていることが多いので確認が必要だ。できれば双眼鏡などを使って馬の雄姿をよく見て欲しい。

まとめ

昔の転倒や落馬があった時の方が良かったとの声も聞かれるが、安全重視の現在の障害コースでも十分な迫力がある。 馬が高くジャンプしてさっそうと走っていく姿を目の前で見ることができると感動する。 ぜひとも競馬場に足を運んで迫力満点のレースを楽しんで欲しい。

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