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2歳女王を決める阪神ジュベナイルフィリーズの楽しみ方


競馬

Photo by gabriel12/Shutterstock.com

中央競馬の「阪神ジュベナイルフィリーズ」は年末の名物レースとなっている。ここをステップに翌年のクラシックレースに出場する馬も多く、いわば名馬の登竜門だ。今回は「阪神ジュベナイルフィリーズ」を楽しむ方法を紹介する。

2歳牝馬に限定されるので、生涯に一度しか出走出来ないレース

阪神ジュベナイルフィリーズは、2歳牝馬にとって総決算となるレースだ。以前は「阪神3歳ステークス」という呼称で関西所属の3歳馬チャンピオンを決めるレースだったが、2001年から馬の年齢を国際基準の満年齢に変更することに伴い、現在のレース名となった。
2歳牝馬に限定されているので、馬にとって一生に一度しか出走出来ない。格付けはG1(グレードワン)の最高格付けレースのひとつ。一着賞金は6500万円だ。

毎年12月に阪神競馬場1600メートルコースで開催

阪神ジュベナイルフィリーズが行われるのは毎年12月で、場所は阪神競馬場である。芝コースの距離1,600メートルで行われ、最大出走頭数はフルゲートの18頭。出走資格はサラブレッド系の2歳牝馬で、JRA所属馬、地方競馬所属馬(最大5頭)、外国調教馬(最大9頭)だ。
出馬登録馬から所定の優先出走権を得ている馬が優先され、地方馬は前哨戦の指定レースで2着以内に入ることが条件だ。その他、取得賞金が多い順に出走権が与えられる。

2006年の勝利馬ウオッカは、史上最強牝馬と称される

阪神ジュベナイルフィリーズはその年の2歳牝馬チャンピオンを決めるレースなので、翌年の3歳牝馬三冠(桜花賞、オークス、秋華賞)の行方を占うレースとして注目されている。
この阪神ジュベナイルフィリーズを制した馬は、ほとんどが年末の記者投票で決まるJRA賞最優秀2歳牝馬に選出される。後に史上最強牝馬と称されたウオッカは2006年の勝利馬で、翌年日本ダービーに出走し見事優勝した。2008年、2009年のJRA賞年度代表馬にも選出された歴史に残る名牝だ。

翌年の牝馬3冠レースに直結する注目の戦い

ジュベナイルフィリーズを制して後に大レースを制した馬は数知れない。同レースの優勝馬でウオッカ以外では2008年のブエナビスタ、2009年のアパパネ、2015年のメジャーエンブレムがレース内容で強烈な印象を残している。
ブエナビスタは3歳になり桜花賞とオークスを制した他、強力な牡馬を下して天皇賞やジャパンカップでも優勝している。また、アパパネは桜花賞、オークス、秋華賞を制し、史上3頭目の牝馬三冠馬になった。

コースはタフで、スピードとパワーが勝利馬の条件

阪神ジュベナイルフィリーズが行われる阪神競馬場の1600メートルは、4コーナーを回ってからの直線が長く、最後に坂があるタフなコースだ。そのため、スピードとパワーを兼ね備えた馬が有利である。ダービー馬の産駒が活躍目立つレースとなっていて、2016年の優勝馬はソウルスターリング。2年連続でC・ルメール騎手が勝利している。
2017年の同レースはこれから夏に新馬としてデビューする馬が対象になるので、どんな名牝がデビューし暮れの総決算レースに臨んでくるのかが楽しみだ。

まとめ

毎年、年の暮れにはG1レースが続くが、2歳牝馬の女王を決める阪神ジュベナイルフィリーズは、若き乙女による華やかなレースだ。また、今年の夏競馬でジュベナイルフィリーズに駒を進める名馬が誕生することだろう。

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