大阪杯とは
大阪杯は、JRAが阪神競馬場で開催するGIレースだ。2000mの中距離のコースであり、芝コースとなっている。2016年まではGIIレースに指定されており、GIに昇格したのは2017年からとなっているため、2017年は記念すべき第1回目のレースとなった。
注目度がより高まったレースであり、優勝賞金は1着で1億2,000万円、2着で4,800万円、そして3着で3,000万円、4着で1,800万円、5着で1,200万円となっている。
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日本国内ではさまざまなGIレースが開催されている。 それぞれのレースには特色があるので、どのレースでも楽しむことができるだろう。 今回は、その中でも中距離での最強馬を決める大阪杯の楽しみ方を紹介する。
大阪杯は、JRAが阪神競馬場で開催するGIレースだ。2000mの中距離のコースであり、芝コースとなっている。2016年まではGIIレースに指定されており、GIに昇格したのは2017年からとなっているため、2017年は記念すべき第1回目のレースとなった。
注目度がより高まったレースであり、優勝賞金は1着で1億2,000万円、2着で4,800万円、そして3着で3,000万円、4着で1,800万円、5着で1,200万円となっている。
大阪杯は、1957年に初めて創設されたレースであり、当時はサンケイ大阪杯という名前で開催されていた。最初は5歳以上の馬に出走権が与えられていたが、現在では4歳以上となっている。開催当初は1800mの芝コースだったが、1972年から2000mに統一されている。
2017年からは、2006年のヴィクトリアマイル以来のGI昇格であり、このレースで勝利するとアイリッシュチャンピオンステークスへの優先出走権が与えられる。
大阪杯への出走条件としては、まずサラブレッド系の血統である4歳以上の成熟した馬となっている。さらに、JRA所属、もしくは出走資格のある地方競馬所属の馬が出走要件となっている。外国調教馬については、8頭までが出走することができるようになっている。
GIIレースである中山競馬場の中山記念や中京競馬場の金鯱賞で1着となるか、地方競馬所属の場合は2着以内になると優先出走権が与えられる。負担重量は定量制となっており、57kgで牝馬の場合は55kgと規定されている。
大阪杯での記憶に残るレースとしては、2016年に開催されたレースだ。その年は11頭が出走し、そのうち5頭がGI馬という非常に豪華なレースだった。混戦が予想されていたものの、実質的な戦いとしては、優勝争いをした横山典弘騎手騎乗のアンビシャスと、武豊騎手騎乗のキタサンブラックの一騎打ちだった。
注目度の高いキタサンブラックではあったが、アンビシャスが華麗にキタサンブラックを差し込んで優勝を果たした。
2017年の大阪杯は、2017年4月2日に開催された。1番人気は2016年に惜しくも2着となってしまった、武豊騎手騎乗のキタサンブラックだ。
スタート直後の混戦から、いち早く先頭に抜け出し、どんどんと後続を突き放していく。そのまま差しこまれることもなく悠々とゴールし、GI大阪杯の初めてのチャンピオンの座を獲得した。
昨年の雪辱を果たすことができたキタサンブラックは、GI優勝はすでに4回目だ。これからのさらなる活躍が期待できそうだ。
2017年からGIへと昇格した大阪杯は、今後さらなる盛り上がりを見せることだろう。 初代チャンピオンの座を獲得したのは、注目度の高いキタサンブラックだった。 今後どのようなチャンピオンが生まれてくるのか、非常に楽しみである。