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ダート競技の古株!フェブラリーステークスの楽しみ方

2017 7/12 14:39ユタロー
競馬
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Photo by Olga_i/Shutterstock.com

競馬についての知識がなくてもレースを観戦することはできるが、それぞれのレースの背景や歴史などを知っておくと、より一層楽しむことができる。 今回は、シーズン最初の大きなレースであるフェブラリーステークスについて紹介する。

フェブラリーステークスとは?

フェブラリーステークスは、東京競馬場で開催されるダートのGIレースだ。フェブラリーの名を冠するとおり、おおむね2月の中旬から下旬に開催される。JRAが開催するレースの中でも最も古いレースとされており、非常に歴史の長いレースとなっている。
2016年からは、アメリカで開催されるブリーダーズ・カップの対象レースに指定されており、このレースで優勝することでブリーダーズカップ・クラシックに優先的に出走できる権利が与えられる。

ダート競争とは

フェブラリーステークスのコースは1600mのダート競技だ。アメリカにおいてダートレースというと、「土」を使用したコースであり、日本における芝コースと同様のハイスピードなレース展開が期待できる。
日本の雨の多い気候では、土のコースは水はけの問題から使用に耐えることができなかった。そのため、日本のダート競技というのは、水はけのよい「砂」を使ったコースのことを指すようになった。
砂は足を取られることが多いため、スピードよりもパワーが勝敗の要となっている。

フェブラリーステークスの出場条件

フェブラリーステークスに出走できる馬の条件としては、最低限サラ系の馬であり、4歳以上であることとされている。サラ系は、サラブレッド系とも呼ばれており、アラブ血量が25%未満のサラブレッド系種の馬のことを言う。また、JRA、地方競馬のどちらかに所属している、もしくは外国調教場であることが条件だ。負担重量は57kgであり、牝馬の場合は55kgと規定されている。
このレースには優先出走権があり、外国馬、レーティング上位の馬、そして東海ステークスと根岸ステークスの優勝馬が優先的に出走することができる。

過去のレースの名場面とは

近年、記憶に残るレースだったのが、2016年に開催されたレースだ。この年に優勝したモーニンは、2015年にデビューをした若い馬だ。2016年1月に東京競馬場で開催された根岸ステークスに出走して重賞の初制覇を飾る。その勢いで、フェブラリーステークスの優先出走し、GIレース初挑戦で初優勝を獲得した。
早い段階で先頭を奪い、そのまま差されることもなく、ぶっちぎりの優勝だった。この時のタイムは1分34秒0であり、レースレコードとして記録された。

2017年のフェブラリーステークス

2017年2月19日に開催されたフェブラリーステークスは、ゴールドドリームが優勝した。ゴールドドリームは今回の勝利でGI初制覇となった。
一般的に中央競馬でのダート競技は、差しが難しく先頭を切った馬が勝ちやすい傾向がある。しかし、中団というやや不利な位置取りとなったゴールドドリームは、最終直線で神がかり的な伸びを見せ、首の差で見事差し切った。 例年のフェブラリーステークスではなかなか見ることができないレース展開が出たことから、会場では歓声が湧き上がった。

まとめ

フェブラリーステークスは、GIレースで最初のレースである。 スピードではなくパワーを求められるレースは、見ていて非常に湧き上がるものがある。 ぜひ一度体感してほしい。

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