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【アルゼンチン共和国杯】ドゥラドーレスは消し ハイブリッド式消去法

2026 11/4 06:00久保田大五郎
過去10年のアルゼンチン共和国杯『6歳以上』かつ『前走2000m以下』,ⒸSPAIA
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ⒸSPAIA

5つのデータから絞れた馬は?

今週が2026年最後の「中央競馬でGⅠが開催されない週末」となる。土日で平地3重賞が組まれたうち、今回は日曜東京メイン・アルゼンチン共和国杯を予想する。

いつも通り過去10年のデータを用いて複勝率10%未満の「凡走データ」を5つピックアップ。当てはまった馬を消していく。登録馬22頭のうち、現時点で除外対象のグランヴィノス、ショウナンラプンタ、ホールネス、ディマイザキッドを除いた18頭を対象とする。


『前走7着以下』×『重賞未勝利』★0.0%★

まずは前走の結果が振るわなかった馬から消去していこう。今回は前走7着以下【3-1-1-70】複勝率6.7%に注目。好走した5頭はいずれも既に重賞勝ちの実績があった馬で、重賞未勝利馬に限ると【0-0-0-47】だった。

このデータで以下の6頭が消える。上半期のGⅡで連対したファミリータイムとミクニインスパイアもいるが、ともに前走の京都大賞典は結果も内容も冴えなかった。スッパリ消して大丈夫だろう。

【今年の該当馬】
・キングスコール
・キングズパレス
・ジーティーダーリン
・ファミリータイム
・ボーンディスウェイ
・ミクニインスパイア


『前走0.5秒以上で負け』×『前走7番人気以下』★1.9%★

前走の結果に関連してもうひとつ。前走で着差0.5秒以上の敗戦を喫した馬は【5-3-3-81】複勝率12.0%で、決定的に悪いわけではない。ただし、その際7番人気以下の低評価だった馬は【0-0-1-53】同1.9%と急落する。

前項と重なる馬も多いが、新たに宝塚記念7番人気15着のビザンチンドリーム、昨年このレースを勝ったが近走は苦戦続きのミステリーウェイなど4頭が脱落した。

【今年の該当馬】
・(キングスコール)
・(キングズパレス)
・(ジーティーダーリン)
・ビザンチンドリーム
・(ファミリータイム)
・ホーエリート
・マイネルカンパーナ
・ミステリーウェイ


『6歳以上』×『前走が2000m以下』★0.0%★

3つ目は年齢別成績。ハンデ重賞はそのシステム上、現在の能力に比して実績の少ない「若い馬」が有利になりやすい。

このアルゼンチン共和国杯も好走馬の大部分を5歳までが占めており、6歳以上は【3-3-1-62】複勝率10.1%と苦戦している。特に、前走が2000m以下なら【0-0-0-19】と全滅だった。

新潟大賞典4着以来の実戦となる7歳馬ドゥラドーレスが消えた。昨年のエプソムカップから重賞で4戦連続連対など地力は十分だが、いかんせん今回は去勢明けでブランクも長い。まずは様子見が賢明と判断する。

【今年の該当馬】
・ドゥラドーレス
・(ボーンディスウェイ)


『非社台ノーザン系生産馬』×『前走馬体重500kg以上』★0.0%★

ここでおなじみの「生産者ネタ」を。芝の中長距離戦らしく、ここもやはり社台ノーザン系(※社台F、ノーザンF、追分F、社台コーポレーション白老Fとする)の生産馬がめっぽう強い重賞のひとつだ。

過去10年における社台ノーザン系生産馬の成績は【9-8-7-67】複勝率26.4%に対し、それ以外の生産馬は【1-2-4-61】同10.3%と2倍以上の差がついている。

その非社台ノーザン系のうち、前走時点で500kg以上あった大型馬は【0-0-0-19】だ。非社台系の馬を買うにせよ、長距離向きの中~小型馬に絞りたい。

前走時508kgのウエストナウ、520kgのメイショウゲキリンがここで消える。メイショウゲキリンはオールカマーを逃げ切っての参戦だが、当時は重馬場で、内が有利なトラックバイアスの恩恵も大きかった。東京に舞台が替わり、同型も何頭かいる今回は厳しい戦いになりそうだ。

【今年の該当馬】
・ウエストナウ
・(キングスコール)
・(ミクニインスパイア)
・メイショウゲキリン


『6番人気以下』×『前走が重賞』★1.9%★

現時点で残るは5頭。最後は当日の人気が絡むデータを紹介する。

アルゼンチン共和国杯で穴を開けた馬の多くは、格上挑戦馬を含む前走3勝クラス組か、夏場のオープン特別を戦ってきた馬。6番人気以下の前走重賞組は【0-0-1-53】複勝率1.9%で、2020年にオールカマーから転戦したサンアップルトンの3着があるだけだった。これを最後の消去データとして採用する。

5頭のうち、前走が重賞だったのはファイアンクランツとマイネルエンペラー。ファイアンクランツは5番人気以内(=消去回避)が確実視されるが、マイネルエンペラーは微妙なところ。こちらの取捨はギリギリまで人気を見てから決める。

【今年の該当候補】
・ファイアンクランツ
・マイネルエンペラー

5つのデータを終えて、確実に残るのはジョイボーイ、ミラージュナイト、レッドバンデの3頭。ファイアンクランツも事実上は生き残り確定で、マイネルエンペラーが当落線上だ。

注目馬を挙げるならレッドバンデ。昨年は青葉賞で0.1秒差の4着と健闘しており、その際の1着エネルジコはのちの菊花賞馬で、2着ファイアンクランツは目黒記念を、3着ゲルチュタールは日経新春杯を勝っている。

形の上では昇級初戦となるが、この時の相手関係を思えば通用のメドは既に立っている。馬券は残った馬の馬連ボックスとする。

《ライタープロフィール》
久保田大五郎
競馬歴14年目のアラサーおじさん。データを駆使した予想でロマン馬券を狙う。趣味は料理とプロ野球観戦。大のベイスターズファン。

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