傾向解説
3着以内馬に菊花賞への優先出走権が付与される重要ステップレース・セントライト記念。能力差が大きい世代限定重賞のため、地力上位馬の人気決着も多いレースではありますが、中山芝2200mという特殊なコースレイアウトでの施行でもあるため舞台適性も無視できません。
本記事では血統面を中心に、セントライト記念のレース傾向を整理していきます。
まず紹介したいデータは内枠有利の枠順傾向。過去10年の枠順別成績を見てもこのバイアスは明白で、好走率、回収率ともに内枠有利の枠順傾向が強く出ています。
特に単勝オッズ10倍以上の人気薄好走馬全5頭が6番枠より内。今年の当レースでも枠順の有利不利は無視できないポイントです。

<枠番別成績>
1~4枠【7-2-6-43/58】
勝率12.1%/連対率15.5%/複勝率25.9%/単回収率120%/複回収率61%
5~8枠【3-8-4-67/82】
勝率3.7%/連対率13.4%/複勝率18.3%/単回収率16%/複回収率32%
※過去10年
注目血統は過去10年の3着内馬30頭中27頭が持つLyphard。ディープインパクトやハーツクライの血統表内にも入る同血脈はHyperionとFair Trialを内包した機動力と持続力に優れた血脈です。中山外回りコース特有の持続力戦にはピッタリの血脈といえます。
ただ、Lyphard自身は1969年生まれの競走馬のため、現在はその血をどう増幅するかがポイントとなっています。
2022年以降3頭の連対馬を輩出するキタサンブラックはLyphardの4×4を持つ種牡馬で、自身も2015年に6番人気1着。Lyphardのクロスを持つ馬(2024年1着アーバンシックなど)の成績も優秀です。
トニービン(2017年1着ミッキースワローなど)やNureyev≒Sadler's Wells(2021年1着アサマノイタズラなど)、Danzig(2020年1着バビットなど)などHyperion+Fair Trial(母Lady Juror)を持つ名種牡馬との組み合わせでも類似の効果が見込めるでしょう。

<血統別成績(9番人気以内)>
Lyphard内包馬【8-9-10-31/58】
勝率13.8%/連対率29.3%/複勝率46.6%/単回収率121%/複回収率97%
※過去10年















