傾向解説
GⅠシーズンまでは少々時間があるため、大舞台への出走に向けて実績の足りない馬が賞金加算のためにステップとして使うのが東京新聞杯。安田記念と同じ東京芝1600mで行われますが、レースの質が大きく異なるため好走する血統にも違いが出てきます。
本記事では血統面を中心に、東京新聞杯のレース傾向を整理していきます。
最初に紹介したいデータは年齢別成績。前述の通り、GⅠシーズンまで間隔が空く2月頭に行われる東京新聞杯では、GⅠ上位勢が休養中の間に賞金を加算したい若手の台頭が目立ちます。そのため、4歳>5歳>6歳以上という傾向にあり、基本的には賞金が足りない若手の素質馬を狙うのが本レースのテーマといえるでしょう。
その中でも特に注目したいのがノーザンファーム生産の4、5歳馬です。東京芝1600mは3つのGⅠが行われる日本の主流条件のひとつのため、ノーザンファーム系の末脚強化型の血統や育成がマッチします。そのなかでも4、5歳馬の成績は非常に優秀で、過去10年の連対馬20頭中11頭がノーザンファーム生産の4、5歳馬という結果となっています。

<ノーザンファーム生産の4、5歳馬(過去10年)>
該当馬【4-7-2-19/32】
勝率12.5%/連対率34.4%/複勝率40.6%/単回収率70%/複回収率107%
血統面ではデインヒルに注目。近年の東京新聞杯はハイペース化が顕著で、過去7年の平均前後半3Fは34.6-34.6のイーブンペース。サンデーサイレンス系を中心とした主流血統が強い舞台であることに変わりはありませんが、それに加えてデインヒルのようなハイペース戦に強い血統を併せ持つ配合が近年のトレンドとなっています。
デインヒル以外でもGraustark=His Majestyを持つKingmamboやグラスワンダーなどの成績も良く、昨年はGraustark=His Majestyの7・5×7を持つメイショウチタンが16番人気の低評価を覆して3着に好走しました。

<デインヒル内包馬(過去7年)>
該当馬【1-3-3-13/20】
勝率5.0%/連対率20.0%/複勝率35.0%/単回収率39%/複回収率117%















