高い安定感が決め手に
6日に小倉競馬場で行われる北九州記念(GⅢ・芝1200m)。サマースプリントシリーズ第2戦に、18頭のスピード自慢が集結した。ハンデ戦に加え、3歳勢が新たに参戦と難解な条件がそろった当レースで、SPAIA予想陣3者はどの馬に本命印を打ったのか見ていこう。
最も支持を得たのは4歳のロードフォアエースで、本命印が2つ。東大ホースメンクラブとAI予想エンジンKAIBAが指名した。芝1200m【2-5-0-0】連対率100%の安定感に加え、OPクラスで先着されたヨシノイースターやキタノエクスプレスとは斤量差がそれぞれ広がる点は好材料。鞍上は直近10年の小倉競馬場で複勝率50%超えの川田将雅騎手であり、「ケチのつけようがない」と評した。
一方の京都大学競馬研究会はメイショウソラフネを一番手に推す。直近2走は結果が出ていないが、これは昨春からの厳しいローテーションが響いたものと度外視。3~5走前にソンシやビッグシーザーといった実力馬を相手に勝ち負けした内容を高く評価し、重賞としては比較的手薄な今回のメンバーレベルであれば、能力最上位の一頭で十二分に通用するとみる。
対抗以下の印では、東大HCと京大競馬研がクラスペディアを2番手評価で一致。前走開催終盤かつハイペースだった前走の葵ステークスで逃げて2着に残った点をいずれも高評価し、ここでも一発を警戒している。他では、7歳ながら充実期にあるベテランのキタノエクスプレスとヨシノイースター、未勝利から2勝クラスに挑み“飛び級V”を果たし話題にもなったヤマニンアルリフラに印が2つずつ。このあたりまではチェックしておきたい。
AI予想エンジンKAIBA
◎ロードフォアエース
◯ヤマニンアルリフラ
▲キタノエクスプレス
△ヨシノイースター
×アブキールベイ
東大ホースメンクラブ
◎ロードフォアエース
◯クラスペディア
▲レッドヒルシューズ
△キタノエクスプレス
×オタルエバー
京都大学競馬研究会
◎メイショウソラフネ
◯クラスペディア
▲ヨシノイースター
△モズメイメイ
×ヤマニンアルリフラ
×ヤマニンアンフィル
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