キャリア連対率92.3%
6日、小倉競馬場で北九州記念(GⅢ・芝1200m)が行われる。22年のCBC賞(小倉開催)ではテイエムスパーダが1:05.8の日本レコードを記録するなど、高速決着が多発する“ナツコク”が舞台の電撃6ハロン戦。AI予想エンジンKAIBAはどの馬を本命に推奨したのだろうか。
AI本命馬:ロードフォアエース
●短評
栗東・友道康夫厩舎に所属するロードカナロア産駒の4歳牡馬で、キャリア13戦12連対(連対率92.3%)と抜群の安定感が光る一頭。芝1200mに矛先を向けた直近7戦は一度も崩れておらず、特に良馬場では3戦して2勝、タイム差なしの2着が1回とパフォーマンスを上げている。
オープン入り後も3戦3連対とハイレベルなメンバー相手に互角以上の走りができており、重賞初挑戦でも不安はない。堅実な先行力を生かして好位を確保できればここでも上位争いだ。
●データ
過去10年の年齢別成績では上位印2頭に該当する「4歳馬」が【3-2-4-19】勝率10.7%、複勝率32.1%とハイアベレージだ。複勝回収率は148%をたたき出しており、馬券的にも重視したい。
なかでも「前走OP以上で2着以内」だった馬は【2-1-1-2】勝率33.3%、複勝率66.7%とさらに上昇。着外2頭に関しても小差の4着と、崩れた馬が出ていない安定感あるデータになっている。本馬は前走・春雷ステークス(L)で昨年の当レース2着馬ヨシノイースターと好勝負を演じての2着。臨戦過程は良好といっていい。
また、九州出身の鞍上・川田将雅騎手は同期間の当レースで【0-1-2-1】複勝率75.0%と好成績である点も頼もしい。20年に10番人気の伏兵アウィルアウェイを3着に導いた名手の手腕にも注目だ。
AI予想エンジンKAIBA
◎ロードフォアエース
◯ヤマニンアルリフラ
▲キタノエクスプレス
△ヨシノイースター
×アブキールベイ
《KAIBAとは?》
独自に開発した競馬予想AIエンジンである。過去数十年分のレース結果、競走馬、騎手、調教師、コース情報やタイム、天気や馬場状態など、ありとあらゆるレースに関する膨大な情報をAIが自動で学習し、予想を行う。これらの予想を元に、回収率を重視した買い目、的中率を重視した買い目を推奨する。
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