5月3、4日の重賞・オープン特別競走が対象
日本中央競馬会(JRA)は5月3日から4日に行われた平地重賞競走、リステッド競走、その他のオープン特別競走のレーティングを8日、発表した。
レーティングとは、競走馬の能力を示す客観的な指標で、着差・負担重量などをもとに国際的に統一された基準によって数値化されたもの。GⅠ競走については出走した全馬、その他クラスの競走に関しては各レースで4着までに入った馬が対象となっている。
4日に京都競馬場で行われた天皇賞(春)では、勝利したヘデントールが118をマーク。アタマ差2着のビザンチンドリームは117で、3着ショウナンラプンタは114だった。
また、3日に東京競馬場で行われた京成杯スプリングカップは1分18秒3という芝1400mの日本レコードが飛び出したことでも注目を浴びたが、レコードを打ち立てた勝ち馬トウシンマカオは116を獲得。今年の短距離戦では高松宮記念を制したサトノレーヴが118を記録しており、それに次ぐ高評価となっている。
その他のレースのレーティングに関してはJRA公式サイト(https://www.jra.go.jp/news/202505/050801.html)で確認できる。
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