池江厩舎の管理馬は複勝率66.7%
10日に京都競馬場を舞台に争われる京都新聞杯(GⅡ・芝2200m)。3週間後に迫る日本ダービー出走に向け、地力ある3歳馬たちが賞金加算を狙い参戦してくる一戦だ。AI予想エンジンKAIBAはどの馬を本命に推奨したのだろうか。
AI本命馬:エムズ
●短評
栗東・池江泰寿厩舎が管理するノーザンファーム生産のドゥラメンテ産駒。半姉には18年の阪神JFなど重賞6勝を挙げたダノンファンタジーがいる良血だ。ここまで新馬戦、大寒桜賞とデビュー2連勝中で、今回が重賞初挑戦となる。
前走は2番手追走から最速の上がりを使って後続を突き放し、3馬身半差の圧勝だった。新馬戦(2000m)から200mの距離延長も難なくこなしており、距離適性も問題ない。無傷の3連勝を飾るようならダービーでも侮れない存在となる。
●データ
京都開催の過去10回データを見ると、池江厩舎の管理馬が【1-1-2-2】複勝率66.7%と高水準だ。さらに、ノーザンファーム生産馬となると、【1-1-1-1】複勝率75.0%まで上昇。回収率も単勝115%、複勝200%で、エムズにとって心強い。
また、2015年にサトノラーゼンで勝って以降、池江厩舎は本レースに4頭送り出しているが、いずれも馬券圏内を外していない。管理馬の出走は2019年3着のサトノソロモン以来6年ぶり。満を持して送り込む本馬への期待値は相当なものとみていい。
AI予想エンジンKAIBA
◎エムズ
◯ネブラディスク
▲デルアヴァー
△トッピボーン
×キングスコール
《KAIBAとは?》
独自に開発した競馬予想AIエンジンである。過去数十年分のレース結果、競走馬、騎手、調教師、コース情報やタイム、天気や馬場状態など、ありとあらゆるレースに関する膨大な情報をAIが自動で学習し、予想を行う。これらの予想を元に、回収率を重視した買い目、的中率を重視した買い目を推奨する。
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