全国のウインズ・エクセルにも記帳台を設置
日本中央競馬会(JRA)は2日、JRA・GⅠ通算4勝を記録したリバティアイランドを追悼するため、全国の競馬場で献花台と記帳台を設置することを発表した。
リバティアイランドは4月27日に香港・シャティン競馬場で行われたクイーンエリザベスⅡ世カップに出走。最後の直線で故障を発生したため競走中止となり、左前脚の故障で予後不良に。現地で安楽死の措置が取られた。
これを受け、JRAではすべての競馬場で献花台・記帳台を設置するほか、全国のウインズやエクセルに記帳台の設置を決定。また、全国の競馬場およびウインズ・エクセルのターフビジョン・館内モニターにて、リバティアイランドの追悼映像を放映することも決まった。
同馬は2022年に最優秀2歳牝馬、翌年も最優秀3歳牝馬に選出されたドゥラメンテ産駒の名牝で、2023年には史上7頭目の牝馬三冠を達成したことでも競馬史にその名を刻んでいる。
献花台・記帳台の設置と追悼映像の放映はいずれも5月3日(土)から25日(日)の競馬開催日で実施。なお、一部のウインズ・エクセルやJ-PLACEでは実施がない。詳細はJRA公式ページまで。
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