雨上がりの馬場で調教
香港チャンピオンズデーを2日後に控えた25日(金)、日本調教馬8頭のうち前日に追い切りを行ったタスティエーラ(クイーンエリザベスⅡ世C)とサトノレーヴ(チェアマンズスプリントプライズ)を除く6頭がオールウェザーコースで調整を行った。
前日から雨予報は出ていたが、まだ夜が明けきらない早朝に激しく雨が叩きつける音で目が覚める。しかし幸いなことに競馬場に向かう時間帯には小雨に変わり、外国調教馬が馬場へと出てくる午前8時半を過ぎると雨の勢いは衰え、雨中での調教は免れることができた。
チェアマンズスプリントプライズに出走するダノンマッキンリーはコース外目を1周。連日までの陣営のコメント通り状態面での不安はなさそうな印象を受けた。
杉山晴紀厩舎のガイアフォース(チャンピオンズマイル)とルガル(チェアマンズスプリントプライズ)は2頭隊列を組んでのキャンター調整だった。
ⒸSPAIA(撮影:三木俊幸)
エイシンフェンサー(チェアマンズスプリントプライズ)は軽めでオールウェザーコースを1周、リバティアイランド(クイーンエリザベスⅡ世C)も他の日本調教馬よりはやや強めのキャンターで乗られ、騎乗した片山裕也調教助手は首すじをポンポンと叩いて労った。この2頭は調教後にバドックスクーリングも行っている。
ⒸSPAIA(撮影:三木俊幸)
ⒸSPAIA(撮影:三木俊幸)
最後に馬場入りしたプログノーシス(クイーンエリザベスⅡ世C)はコース内目を周回して、同厩舎のリバティアイランドと同程度の強さのキャンターで駆け抜けた。じんわりと気合い乗りも良く、こちらも状態面に不安はなさそうだ。
ⒸSPAIA(撮影:三木俊幸)














