前走1番人気は19戦7勝、2着7回
3日に京都競馬場を舞台に争われるユニコーンS(GⅢ・ダ1900m)。2001年以降は東京ダ1600mで開催されていたが、昨年のダートグレード競走の体系整備に伴い、東京ダービーのトライアル競走に指定され、舞台も京都に移った。
昨年の勝ち馬ラムジェットが東京ダービーを制し、3着ミッキーファイトが先日のアンタレスSを完勝したように、今後に向けても注目の一戦だ。京都開催の当レースデータは1回分しかないが、AI予想エンジンKAIBAはどの馬を本命に推奨したのだろうか。
AI本命馬:ベリタバグス
●短評
昨年の11月に勝ち上がってから、2着、2着、4着、3着と惜しいレースが続いている。前走は2か月ぶりの休み明けにも関わらず単勝1倍台の1番人気での出走。レースでは好スタートを切って3番手から進めたが、直線での伸びが足りず3着だった。
ここまでのレースぶりを見ても抜群の決め手はなく、どちらかといえば先行して粘りこむタイプ。好位を取りやすい外枠を引いた点は歓迎材料だ。また、今回は中3週での出走。休み明けを叩いての上積みも見込める。
●データ
過去10年の京都ダ1900m、オープン以上の計19レースのデータでは、「前走1番人気」が【7-7-3-25】勝率16.7%、連対率33.3%、複勝率40.5%と出色。前走から評価されていた馬が結果を残しており、AIも前走1番人気だった本馬やクレーキングに重い印をつけている。
前走1番人気のなかでも本馬と同じ「中3週」からの臨戦は【1-1-0-1】勝率33.3%、連対率66.7%と好走している。好データを武器に、惜敗続きにピリオドを打つ。
AI予想エンジンKAIBA
◎ベリタバグス
◯クレーキング
▲メイショウズイウン
△ヒルノハンブルク
×ナンヨーパワフル
《KAIBAとは?》
独自に開発した競馬予想AIエンジンである。過去数十年分のレース結果、競走馬、騎手、調教師、コース情報やタイム、天気や馬場状態など、ありとあらゆるレースに関する膨大な情報をAIが自動で学習し、予想を行う。これらの予想を元に、回収率を重視した買い目、的中率を重視した買い目を推奨する。
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