「1番人気」と「2番人気」の成績に明暗くっきり
今週末は阪神競馬場で桜花賞(GⅠ・芝1600m)が開催されます。牝馬三冠の初戦、2歳女王アルマヴェローチェら世代屈指の実力馬が集結しました。
今年はフェアリーSレコードVのエリカエクスプレスや、クイーンCレコードVのエンブロイダリーといった2歳GⅠに出走していない新星候補もおり、上位人気は大混戦となりそう。そこで注目したいのが、桜花賞の過去10年の人気別成績です。
<桜花賞・人気別成績>
1番人気【1-4-1-4】勝率10.0%、複勝率60.0%
2番人気【5-1-0-4】勝率50.0%、複勝率60.0%
複勝率はともに60.0%ですが、勝率では2番人気が50.0%に対して1番人気は10.0%と明暗くっきり。回収率も2番人気が単勝194%、複勝105%に対して1番人気は単勝16%、複勝77%に留まっています。
しかも、2番人気で勝利した馬の名前を見るとアーモンドアイやグランアレグリア、デアリングタクトにソダシといった桜花賞以降にもGⅠタイトルを手にした名牝ばかり。
2023年にリバティアイランドが1番人気で勝利を収め、その流れに終止符が打たれた…と思いきや、昨年は再び2番人気のステレンボッシュが優勝。こちらは次のGⅠ勝利こそ挙げることはできていませんが、オークス2着に秋華賞3着、暮れの香港ヴァーズでは古馬の牡馬にまじって3着と第一線で奮闘しています。















