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4歳勢に厚い支持
23日に阪神競馬場を舞台に争われる阪神大賞典（GⅡ・芝3000m）。前年の天皇賞（春）2着、宝塚記念優勝馬のブローザホーン、昨秋にメルボルンC（豪GⅠ・芝3200m）2着と躍動したワープスピード、菊花賞4着の4歳馬ショウナンラプンタなど、実績馬が集結した。SPAIA予想陣4人はどの馬に本命印を打ったのか見ていこう。
ブローザホーンやワープスピードといった実績上位の古馬を押しのけ、本命印3つが付いたのはショウナンラプンタだ。京都大学競馬研究会は今回の展開を「スローペースからのロングスパート戦」と想定し、自ら動ける機動力と堅実な末脚を使える本馬が最も合うとみて高評価した。能力の高さや長距離実績は、日経新春杯（2着）、菊花賞（4着）で証明済み。「順当に能力を発揮すれば勝ち負け必至」と述べる。
データ予想の門田光生氏は、過去10年で【2-2-1-5】連対率40.0%の「前走2着」や【4-4-2-11】連対率38.1%の「4歳」と高連対率データに該当することを理由に、連軸として本馬を信頼する。氏の記事では取り上げなかったが、連対率71.4%の「前年菊花賞4着以内」【3-2-1-1】ほか好材料は多い。
一方、レース傾向や血統解説を連載する坂上明大氏はショウナンラプンタを2番手に評価するも、本命にはブローザホーンを指名する。氏は連載コラムにて、阪神大賞典は別定GⅡという条件から、格上の実績馬が中心のレースと説明。メンバー内で断トツの実績を持つブローザホーンを筆頭に、ショウナンラプンタ、ワープスピードの3頭に印を絞った。
血統では、長距離適性の高い「ディープインパクト」の血に注目。ショウナンラプンタやワープスピードなどが「ディープインパクト」の血を内包している。
対抗以下では、サンライズアース、ヴェローチェエラの2頭が印を3つずつ獲得。ショウナンラプンタをはじめ、勢いに乗る現4歳世代が超長距離の舞台でも台頭するのか注目だ。
AI予想エンジンKAIBA
◎ショウナンラプンタ
◯ヴェローチェエラ
▲ゴールデンスナップ
△サンライズアース
×ワープスピード
京都大学競馬研究会
◎ショウナンラプンタ
◯サンライズアース
▲ブローザホーン
△ヴェローチェエラ
門田光生（データ予想）
◎ショウナンラプンタ
◯サンライズアース
▲ウィープディライト
△ヴェローチェエラ
×ブローザホーン
坂上明大（血統分析）
◎ブローザホーン
◯ショウナンラプンタ
▲ワープスピード
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