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【中央競馬】中山競馬場 3月15、16日のレース傾向まとめ

2025 3/22 05:50SPAIA編集部
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先週の中山競馬場の傾向は?

今週末の中央競馬は中山、阪神、中京での3場開催。ここでは先週の中山競馬場の傾向を、枠順、脚質などの観点からまとめる。

芝のプラス傾向
馬番1~3
【5-2-3-20】勝率16.7%、複勝率33.3%
4角3番手以内
【7-4-4-18】勝率21.2%、複勝率45.5%

芝で注意したい傾向
馬番4~7
【0-3-2-35】勝率0.0%、複勝率12.5%
4角5番手以下
【3-2-4-82】勝率3.3%、複勝率9.9%

芝は内、前有利。先週も天気が不安定で、土曜は水分を含んだ良馬場、日曜は重馬場だった。各馬の道悪適性が重要であったことは念頭に置く必要がある。

枠番では内のほか、8~11番も【4-3-2-28】勝率10.8%、複勝率24.3%と好調。これらの馬が内側に切りこんだ影響か、4~7番の馬は振るわずといった結果となった。位置取り別では、4角3番手以内が圧倒的。道悪の巧拙で“進み”の違いが出てしまう馬場だった側面はありそうだ。

その他では、1番人気【1-0-2-7】、重馬場の日曜に絞ると【0-0-1-4】と大不振。22年以降、中山芝レースの1番人気成績を「良・稍重」、「重・不良」に分けて比較すると、前者は勝率33.2%、複勝率65.5%と良好だが、後者は勝率21.7%、複勝率42.0%と大幅に信頼度が下がる。道悪では伏兵の台頭に注意したい。

ダートのプラス傾向
1枠
【5-1-0-20】勝率19.2%、複勝率23.1%
4角2番手
【7-2-2-8】勝率36.8%、複勝率57.9%

ダートで注意したい傾向
3枠
【0-1-1-25】勝率0.0%、複勝率7.4%
4角1番手
【1-2-2-9】勝率7.1%、複勝率35.7%

ダートは1枠や4角2番手の活躍が目立った。枠別では1枠が5勝と勝ち星では断トツだったが、複勝率では4~6枠が各25.0%など、どこからでも好走馬は出ていた。

位置取りでは、4角2番手が勝率36.8%とVポジション。その一方で同1番手は複勝率こそ悪くないが、わずか1勝と振るわず。14レース中、差し馬が【5-6-6-69】と馬券に多く絡んでおり、前一辺倒ではなかった。

騎手では、横山武史騎手が【3-0-2-4】と好調。同騎手は22年以降の中山ダートで、良馬場の複勝率が37.9%なのに対して、良馬場以外では同44.8%と渋った馬場で成績が上昇する。参考程度にはなるが、覚えておきたい。

傾向まとめ
芝:内前有利。道悪の影響もあったことは念頭に
ダ:「1枠」や「4角2番手」の活躍目立つ

特注データ
芝:重・不良馬場では1番人気馬の成績が大幅ダウン

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