2戦2勝の新星候補、試金石の一戦へ
9日に中山競馬場を舞台に争われる弥生賞(GⅡ・芝2000m)。皐月賞と同舞台で行われるトライアルレースで、近年もタスティエーラやアスクビクターモアといった後のクラシックホースを多数輩出してきた。AI予想エンジンKAIBAはどの馬を本命に推奨したのだろうか。
AI本命馬:ナグルファル
●短評
栗東・杉山晴紀厩舎所属、エピファネイア産駒の3歳牡馬。昨年10月に京都芝2000mで行われた新馬戦でデビュー勝ちを飾ると、12月の同舞台・エリカ賞(1勝クラス)では後続に0秒7差をつける完勝を収めた。
今回が初の重賞挑戦で初めての中山コース、長距離輸送など未知な面は多数あるが、クラシック戦線の主役候補として名乗りをあげることができるか。試金石の一戦となる。
●データ
今回騎乗する川田将雅騎手は新馬戦以来のコンビとなるが、同騎手は過去10年で弥生賞に6回騎乗し1着1回、2着1回、3着も1回と複勝率50.0%の好成績。昨年はシンエンペラーを2着に導いている。
また、川田将雅騎手がこのレースで「前走2番人気以内」の注目馬に騎乗した際の成績は【1-1-1-2】で勝率20.0%、連対率40.0%、複勝率60.0%とさらに好成績となる。好データも追い風に、飛躍の春に向けて弾みをつけたいところだ。
AI予想エンジンKAIBA
◎ナグルファル
◯ジュタ
▲ミュージアムマイル
△アロヒアリイ
×ヴィンセンシオ
《KAIBAとは?》
独自に開発した競馬予想AIエンジンである。過去数十年分のレース結果、競走馬、騎手、調教師、コース情報やタイム、天気や馬場状態など、ありとあらゆるレースに関する膨大な情報をAIが自動で学習し、予想を行う。これらの予想を元に、回収率を重視した買い目、的中率を重視した買い目を推奨する。
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