阪神JF2着の勢いで重賞制覇狙う
2日に阪神競馬場で行われるチューリップ賞(GⅡ・芝1600m)。1~3着馬には牝馬三冠の第一戦目、桜花賞の優先出走権が与えられる。出走権がほしい馬はもちろん、阪神JFで結果を残した実力馬の始動戦としても重要なレースだ。AI予想エンジンKAIBAはどの馬を本命に推奨したのだろうか。
AI本命馬:ビップデイジー
●短評
昨年の夏にデビューしてから3戦2勝、2着1回と連対を外していないサトノダイヤモンド産駒。前走の阪神JFでは後方から脚を伸ばして、0.2秒差の2着と健闘した。敗れはしたものの、3着以下には0.3秒差をつけており、世代GⅠでは上位の一頭といっていい。
実績はメンバーでトップクラス。ここはしっかり結果を残して次につなげたい。
●データ
過去10年の当レースでは、「前走1600m」が【10-6-10-68】勝率10.6%、複勝率27.7%(21年に1着同着があり、過去10年の勝ち馬は計11頭)。勝ち馬のほとんどは1600m戦からの臨戦だった。この時期の牝馬は、実力があれば阪神JFも含めたマイル戦に出走する傾向にあり、それがデータに出ている。
また、前走1600mで勝利した馬は【4-1-4-17】勝率15.4%、複勝率34.6%と良好だが、「0.2秒差以内の小差で負けた馬」も【4-2-4-12】勝率18.2%、複勝率45.5%とさらに優秀な成績を残している。AIの印を見ても、距離問わず前走勝ち馬か小差負けだった馬が中心だ。
AI予想エンジンKAIBA
◎ビップデイジー
◯ルージュソリテール
▲ルージュナリッシュ
△ナムラクララ
×マイエレメント
《KAIBAとは?》
独自に開発した競馬予想AIエンジンである。過去数十年分のレース結果、競走馬、騎手、調教師、コース情報やタイム、天気や馬場状態など、ありとあらゆるレースに関する膨大な情報をAIが自動で学習し、予想を行う。これらの予想を元に、回収率を重視した買い目、的中率を重視した買い目を推奨する。
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