先週の京都競馬場の傾向は?
今週末の中央競馬は東京、京都、小倉での3場開催。ここでは先週の京都競馬場の傾向を、枠順、脚質などの観点からまとめる。
芝のプラス傾向
7枠
【2-1-3-10】勝率12.5%、複勝率37.5%
4角7番手以内
【8-8-9-42】勝率11.9%、複勝率37.3%
芝で注意したい傾向
2枠
【0-0-1-10】勝率0%、複勝率9.1%
4角8番手以下
【1-1-0-42】勝率2.3%、複勝率4.5%
芝は前有利。芝全9レースで馬券圏内に入ったのは、4角7番手以内がほとんどだった。日曜日は稍重での開催で全体的に時計がかかっており、この状態で前半のペースが速くなって、ようやく差しが届いた。
注目しておきたいのは京都記念を勝ったヨーホーレイクを始めとした父ディープインパクト系。成績は【5-2-1-20】勝率17.9%、複勝率28.6%で、やはり京都とは相性がいい。特に2000m以上は【4-2-0-6】勝率33.3%、複勝率50.0%と、中距離で大活躍だった。
ダートのプラス傾向
9~12番
【7-8-6-34】勝率12.7%、複勝率38.2%
先行
【10-6-5-25】勝率21.7%、複勝率45.7%
ダートで注意したい傾向
13番以降
【0-0-2-26】勝率0%、複勝率7.1%
追込
【1-2-3-61】勝率1.5%、複勝率9%
ダートも前有利。4角時点で3番手以内にいた馬が12勝していたことから(全15戦)、位置取りが重要な2日間だったと言える。馬番にもその影響が出ていて、外の13番以降から逃げ、先行できた馬が少なく、その分好走率が低くなっていた。代わりに外の2、3番手につけやすい外寄りの中枠からの好走が目立った。
ほか、池添謙一騎手が【3-0-0-1】勝率75.0%で日曜に固め打ち。4角で前の位置につけての押し切りのパターンで3連勝しており、今後この形がハマる日に狙うのも面白い。
傾向まとめ
芝:前有利。父ディープインパクト系が2000m以上で大暴れ
ダ:前有利。池添騎手が4角3番手以内からの押し切りを狙い始めたら要警戒
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