「ワンターンの左回り1400m」で頭角現す
2月2日(日)に東京競馬場で根岸ステークス(GⅢ・ダ1400m)が行われる。中央ダート重賞戦線の大一番であるフェブラリーSの前哨戦で、優勝馬には同レースへの優先出走権が与えられる。AI予想エンジンKAIBAはどの馬を本命に推奨したのだろうか。
AI本命馬:フリームファクシ
●短評
栗東・須貝尚介厩舎所属のルーラーシップ産駒で、半姉にはGⅠ馬ディアドラがいる良血。3歳重賞のきさらぎ賞を勝利し、皐月賞では4番人気に支持されるなど芝で注目を浴びてきた。
ダートでは、今回と同条件の「ワンターンの左回り1400m」で2戦2勝。いずれも斤量59kgを背負いながら0.7秒、0.5秒差をつけて圧勝している。ダート転向を進言したというM.デムーロ騎手が5走続けて騎乗する点も好感だ。
●データ
過去10回で「今回継続騎乗」は【5-4-3-48】勝率8.3%、複勝率20.0%と強調するほどではない。しかし「前走1番人気」に絞ると【5-1-1-6】勝率38.5%、複勝率53.8%と好走率は大幅に上昇し、単回収率も165%となっている。今年はフリームファクシのみが該当している。
また、同期間の種牡馬系統別成績では「ミスタープロスペクター系」が【6-1-3-36】勝率13.0%、複勝率21.7%で、21年から4連勝中。本馬の父ルーラーシップの産駒はこれが初出走となるが、ルーラーシップと同様に、キングカメハメハを父に持つロードカナロアの産駒は【2-0-0-2】と相性がいい。血統の後押しにも期待できる。
AI予想エンジンKAIBA
◎フリームファクシ
◯コスタノヴァ
▲ロードフォンス
△バルサムノート
×サンライズフレイム
《KAIBAとは?》
独自に開発した競馬予想AIエンジンである。過去数十年分のレース結果、競走馬、騎手、調教師、コース情報やタイム、天気や馬場状態など、ありとあらゆるレースに関する膨大な情報をAIが自動で学習し、予想を行う。これらの予想を元に、回収率を重視した買い目、的中率を重視した買い目を推奨する。
《関連記事》
・【根岸S】コスタノヴァ、ロードフォンスらは消し ハイブリッド式消去法
・【根岸S】距離短縮組が躍動、「1600m以上」の実績に注目 東京巧者コスタノヴァが狙い目
・【根岸S】過去10年のレースデータ