勝って凱旋門賞へ
6月23日(日)に京都競馬場で宝塚記念(GⅠ・芝2200m)が開催される。最後の京都開催時は凱旋門賞を控えるディープインパクトと武豊騎手のコンビが単勝1.1倍の支持に応えて圧勝した。
今年はその武豊騎手が手綱をとるドウデュース、ディープインパクト産駒のジャスティンパレスが二強を形成している。淀の地でグランプリを制するのは武豊騎手か、3頭いるディープインパクト産駒か、それともほかの勢力か。AI予想エンジンKAIBAの本命を見ていこう。
AI本命馬:ドウデュース
●短評
現在のトップホースと言われれば名前が上がってくる一頭。昨年の下半期は主戦の武豊騎手が離脱するなかGⅠ戦線を戦い抜き、同騎手が復帰したタイミングで有馬記念を制した。前走のドバイターフは5着に敗れたが敗因は出遅れ。ゲートさえ出れば能力に関しては説明不要だ。
宝塚記念のあとは凱旋門賞に出走予定。有馬記念で武豊騎手騎乗のディープインパクトを破ったハーツクライの仔に同騎手が騎乗し、凱旋門賞を狙う点にロマンを感じる。ディープインパクト同様、ここを勝ってフランスに向かいたい。
●データ
過去10年の宝塚記念でハーツクライ産駒は【1-2-1-12】複勝率25.0%と強調するほどでもないが、前走海外なら【1-0-1-2】同50.0%と悪くない。これに該当のリスグラシューはここを勝ったのち、豪州のコックスプレート、暮れの有馬記念とGⅠを3連勝した。ドウデュースもこれに続きたい。
宝塚記念は同じグランプリである有馬記念と相性がいいことでも知られる。事実、前年の有馬記念覇者は宝塚記念で【2-0-0-1】。今年はコースが替わることもあり、求められる適性が変わることも考えられるが、覚えておきたいデータだ。ちなみに、前年の有馬記念で5着以内でも【5-3-2-10】勝率25.0%、複勝率50.0%となっており、◯印のジャスティンパレスが該当する。
AI予想エンジンKAIBA
◎ドウデュース
◯ジャスティンパレス
▲ベラジオオペラ
△ローシャムパーク
×シュトルーヴェ
《KAIBAとは?》
独自に開発した競馬予想AIエンジンである。過去数十年分のレース結果、競走馬、騎手、調教師、コース情報やタイム、天気や馬場状態など、ありとあらゆるレースに関する膨大な情報をAIが自動で学習し、予想を行う。これらの予想を元に、回収率を重視した買い目、的中率を重視した買い目を推奨する。
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