名馬に対する愛情の名言
ディープインパクトといえば、競馬を知らない人でも知っていると思います。生涯で負けたことは、ハーツクライでも1回だけという最強馬ですが、その馬に安藤勝巳元騎手が残した名言があります。
「走る馬を賢い馬なんていうけど、本当に賢い馬は全力で走ってもいいことがないから、手を抜いて走っていますよ 走る馬っていうのは馬鹿、そういう意味ではディープインパクトは相当馬鹿 」
出典:
競馬バンク
これは何というか、ディープインパクトに対する皮肉のような言葉ですが、ディープインパクトに対してあえて馬鹿という言葉を使いディープインパクトの凄さを表しているんだと私は思っています。
この言葉は名馬に対しての言葉だから賛美になっていてまさしくディープインパクトに合っている言葉です。
馬に対しての愛情からの名言
ハルウララ。この馬も ディープインパクトとは別の意味で有名な馬です。100戦以上走ってきて、一回も勝ったことがないという有名な馬です。この馬に対して、一回だけ騎手を務めたことのある武豊騎手が残した名言があります。
「良い馬ですよ。他の馬より脚が遅いだけ。」
これは2着は何回かあるものの、一回も勝てていないというハルウララに向けられた言葉です。この言葉からはハルウララに対する愛情が感じられる言葉で、競馬ファンの心に刻み込まれています。
競馬というのはレースで楽しむというのもありますが、こういう騎手の馬に対する愛情を感じられるところも競馬の良いところの一つです。競走馬に携わる方もそうですが、競馬ファンの方々もより一層馬に対する愛情を深めてより競馬を楽しめるようにしていきましょう。
騎手が自分自身に聞かせる名言
武豊。この方は競馬ファンでなくとも名前を知っている方も多いと思います。ご存知の通り、通算3800勝以上を挙げている日本が誇るトップジョッキーですが、武豊騎手が自分自身に関して言っている名言があります。
「勝利の方程式をつかんだ?道を究めた?そんなこと、思ったこともない。デビュー以来3500勝したけれど、出走回数は1万7000回以上。勝率にしたら2割に満たない。負けた数のほうがはるかに多い。」
出典:
競馬バンク
こういう言葉を残しています。負けた数の方が多いというのは当たり前のことなんですが、わざわざ自分のことを言ってこれからもというようなストイックな姿勢が見られます。
騎手姿の武豊もありますが、こういう言動ができる武豊という人間に惚れている競馬ファンは本当に多いと思います。こういうところもファンをとりこにする魅力だと思います。
まとめ
騎手というのは、馬に乗っているとき以外にもかっこいいものです。馬はもちろん、騎手にも目を向けてみてはどうでしょうか。