サマーマイルシリーズ2勝目
先週末の8月14日(日)、新潟競馬場では関屋記念(GⅢ・芝1600m)、小倉競馬場では小倉記念(GⅢ・芝2000m)が行われた。AI予想エンジンKAIBAの注目馬の結果はどうだったのか振り返っていこう。
まずはサマーマイルシリーズ第3戦・関屋記念から見ていく。AIの本命はスカイグルーヴ。「前走東京コース」、「前走2番人気」、「ノーザンF生産」という過去10年の好データに加えて、同レースで【1-0-1-0】と好成績のルメール騎手が騎乗するという点にも期待した。
当日の早朝に雨が降り馬場状態は稍重。午後に入っても雨が降ったり止んだりが続いたが、レース時に空から雨粒が落ちてくることはなかった。
好スタートを切ったウインカーネリアンの内からハナを主張したのはシュリ。その直後にゴールデンシロップとピースワンパラディ、スカイグルーヴが続くという展開で、800mの通過が48.4というスローペースだった。
そのまま直線に入ると各馬横に広がっての追い比べ、中団にいたワールドバローズやイルーシヴパンサーなども進出を開始するが、先行馬の脚色は衰えず。
外ウインカーネリアン、内シュリの2頭による追い比べが続いたが、残り50mでウインカーネリアンが振り切り、3/4馬身差で勝利。重賞初制覇を達成し、米子Sに続くサマーマイルシリーズ2勝目。王者の座を大きく手繰り寄せる勝利にもなった。
3着はダノンザキッド。道中6番手から上がり最速32.6で追い上げるも、勝ち馬に上がり32.9を使われては仕方ないという内容。本命だったスカイグルーヴは3着から0.2秒差の4着という結果に終わった。
ⒸSPAIA(撮影:三木俊幸)