スタートで出遅れ
先週末に行われた重賞はオークス(GⅠ・芝2400m)と平安S(GⅢ・ダート1900m)の2レース。AI予想エンジンKAIBAが本命に推奨した馬たちは結果を残すことができたのか。振り返っていこう。
3歳牝馬クラシックの2戦目、オークスの本命はサークルオブライフ。このレースは過去10年で前走桜花賞組が7勝と活躍。その桜花賞で「上がり1位」「0.1〜0.2秒差負け」「2番人気」と複数の好データに該当していた点からの推奨だった。
レースはサウンドビバーチェの放馬、馬体検査もあり大幅に発走が遅れた。そのことも影響したのか、サークルオブライフはスタートで出遅れて最後方からのレースとなる。
ハナを切ったニシノラブウインクは12.4-11.0-11.9というラップを刻み、2番手以下に4馬身ほどのリードをつけて向正面へ。しかしそこからは12.6-12.7-12.5とペースを落とし、徐々にリードがなくなってきたものの、縦長の隊列は変わらなかった。
サークルオブライフは3角からポジションを押し上げにかかったが、4角から直線を向いた時点でもまだ後方。伸びを欠き12着という結果に終わった。

ⒸSPAIA(撮影:三木俊幸)
勝利したスターズオンアースは18番枠からスタートし、8番手からレースを進めたことで、馬群が二列縦隊のような格好となったのを味方につけた。直線で大外に持ち出されると力強く伸び、見事二冠を達成した。

ⒸSPAIA(撮影:三木俊幸)
2着には10番人気のスタニングローズ、3着には4角9番手から内を突いて伸びたナミュールが桜花賞からの巻き返しを果たした。














