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【スワンS】「4歳牡馬」「ディープインパクト産駒」が好調 覚えておきたいデータ

2020 10/25 18:00SPAIA編集部
2020年スワンSデータインフォグラフィックⒸSPAIA
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ⒸSPAIA

京都競馬場「最後」の重賞

10月31日にはスワンSが行われる。今開催も歴史的な瞬間が生まれた京都競馬場だが、この土日をもってスタンド改修工事に入り、約2年半の別れとなる。日曜には重賞が組まれていないので、スワンSが「最後」の重賞になる。

馬券を買っている以上、いい思い出も悪い思い出もできるもの。時には中央の池を見るだけで嫌気が差すような日もあったが、2年半も京都でのレースが見られないのはやはり寂しいものである。

個人的な京都競馬場、思い出のレースは2014年ゴールドシップが勝った天皇賞(春)。横山典弘騎手が2周目の向正面で早くもムチを入れて激励。4角で一旦息を入れてからもう一度伸びる、魔法のような乗り方で勝ったレースが印象的だった。

リニューアル予定の2023年にはウィルスの情勢も落ち着いていることだろう。新生・京都競馬場がオープンした暁には真っ先に駆け付けたいものだ。

閑話休題。そんな最後の重賞を当てて清々しく締めくくれるよう、スワンSについて過去10年のデータを見ながら検討していこう。

牝馬苦戦の傾向

年齢別



まずは年齢別データから。3歳馬がトップの4勝だが、馬券に絡んだのもこの4頭だけ。複勝率22.2%と解釈すると平凡だ。この手のデータの例にもれず、やはり4歳馬が複勝率32.1%でトップ。反対に、7歳以上は【0-0-0-18】と全滅。

性別



性別では、セン馬【0-0-1-6】と牝馬【1-0-2-27】がともに苦戦。特に牝馬は上位人気想定のヴィクトリアマイル2着サウンドキアラがいる。この2条件を踏まえ、4歳×牡馬の成績を見てみると【3-3-1-10】で複勝率41.2%と好調。アドマイヤマーズがこれに当てはまる。

ディープインパクト産駒が好調

種牡馬別



続いて血統に注目。何といっても相性がいいのはディープインパクト産駒で、過去10年【3-2-1-6】、複勝率50%。16年に8番人気2着のサトノルパンなどがいて、回収率も高い。また、良馬場に限ると【2-2-1-2】とますます好走確率が上昇する。今年もディープ産駒は複数の出走が想定され、マークが必要だろう。

他、出走がありそうなところだとハーツクライ【0-0-1-2】はサンプル不足。ダイワメジャー【1-2-0-10】は良くも悪くもないが、こちらはディープと反対に良馬場以外だと【1-1-0-3】で人気薄の惜しい4着もあり、推せる。

ステルヴィオが該当する父ミスタープロスペクター系は勝率2.6%と苦戦。少々気になると言えば気になる。ただ、昨年に同じ父ロードカナロアのダイアトニックが勝利しているので、このデータだけで「消し」とするのは危なっかしい。

距離短縮組が中心

前走距離別



ここからは臨戦過程について考える。まず前走距離に注目すると特徴的なデータがあり、距離延長組が勝率1.7%と不振。ただ、これは今年ほとんど該当馬がいなさそうなので割愛。問題は前走1400mだった同距離組が【2-0-2-26】と極端に悪く、減点材料となること。

ちなみに、馬券になった4頭はいずれも、その前走1400m戦で1番人気に支持されていた。前走2番人気以下だった同距離組は【0-0-0-21】と、見事に馬券圏外に飛ぶ。急激に雲行きが怪しくなってきた。

前走クラス別


前走クラス別だとGⅠ組【3-4-4-35】は特段、評価できる数字ではない。ただ、これは先述の距離延長にあたるスプリンターズ組が足を引っ張っているもので、前走GⅠかつ距離短縮に限ると【2-3-3-11】と上々。ダメ押しで「前走8番人気以内」に絞り込んでみると【2-2-3-4】で、複勝率63.6%まで向上した。

前走マイルGⅠである程度の人気に推された馬を中心に、前走同距離組を嫌いつつディープ産駒を絡めればよいということか。なんだか容易く当たりそうな気がしてきた。もっとも、毎週「当たりそうな気」だけは懲りもせずにするものなのだが。

スワンSデータインフォグラフィックⒸSPAIA

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