東大と京大で見解分かれる
10月4日に中山競馬場で行われるのはスプリンターズS。1番人気が想定されるグランアレグリアが支持に応えるのか、それとも他の馬が短距離王の称号を手にするのか、SPAIA予想陣の見解はどうなったのだろう。
そのグランアレグリアを本命にしたのはAIのみ。他の予想陣もおおかた高評価を与えてはいるが、門田氏いわく、中山施行のスプリンターズS過去10回では、
「勝ち馬10頭全てが前哨戦から続けて同じ騎手が乗っており、対して、乗り替わった馬は【0-1-5-54】。このレースを苦手としているノーザンファーム生産馬でもあり、妙味を考えても今回は消しだろう」
とのこと。前走から400m短縮でもあり、他の予想陣も本命には推しづらかった模様。
3名の本命を集めたのがモズスーパーフレア。京大RCが「北九州記念は56.5キロを背負って前半32.4秒で逃げ、最後に脚色が鈍って2着に敗退するも、先行した馬が掲示板にも乗っていないことを考えると負けて強しの競馬」と評したほか、中山【3-2-0-0】というコース実績も強調材料に。
この京大RCが「消し」と断じたレッドアンシェルを本命にしたのが東大HCと三木俊幸氏。東大HCは「先週のオールカマーで外から追い込んだセンテリュオが勝利したように、直近の中山芝コースは比較的外差しが決まりやすい傾向にあった」という馬場傾向を重視して差し脚質の同馬を狙う。真っ向からぶつかった「東大vs京大」対決のゆくえにも注目の一戦だ。
AI予想エンジンKAIBA
◎グランアレグリア
○ライトオンキュー
▲ダノンスマッシュ
△レッドアンシェル
×エイティーンガール
東大HC
◎レッドアンシェル
○モズスーパーフレア
▲グランアレグリア
△ダイアトニック
×ダノンスマッシュ
×ミスターメロディ
☆アウィルアウェイ
門田光生(データ予想)
◎モズスーパーフレア
〇ダノンスマッシュ
▲ミスターメロディ
△ライトオンキュー
三木俊幸(馬場適性チャート)
◎レッドアンシェル
○グランアレグリア
▲ダノンスマッシュ
△モズスーパーフレア
×ライトオンキュー
☆アウィルアウェイ
京大競馬研究会
◎モズスーパーフレア
○ダノンスマッシュ
▲グランアレグリア
△エイティーンガール
△ダイアトニック
△メイショウグロッケ
坂上明大(展開/馬場バイアス)
◎モズスーパーフレア
○ライトオンキュー