キーワードは「出走数の少なさ」と「GⅠ出走経験」
5月17日(日)に東京競馬場で行われるのはヴィクトリアマイルである。アーモンドアイの参戦で注目度が一気に増した。今回は過去10年の勝ち馬の1年間のローテーションを調べてみた。
まず気付いたのが、ここまでのレースの少なさ。2017年の勝ち馬アドマイヤリードと2014年のヴィルシーナ、2010年の勝ち馬ブエナビスタは6走以上走っていたが、他はそれ以下。過去5年で見るとアドマイヤリードは置いておくとして、2019年の勝ち馬から、4、3、3、3走とかなり少ない。牝馬は体質の弱い馬が多いので、余裕を持ったローテーションの方がいいようだ。
このデータを考えると昨年の1、2着馬ノームコアとプリモシーンは黄色信号か?
あとはGⅠ出走経験が必要。過去10年のヴィクトリアマイル勝ち馬で前1年間でGⅠ出走経験がなかったのは、2017年のアドマイヤリードのみ。
ローテーションを考えてもこのレースは「勢い」より「格」が重要なレースなのかもしれない。
以上を考慮すると、人気馬ではアーモンドアイ、ラヴズオンリーユーは勝つ資格はあるが、サウンドキアラの1着はないとなるが果たして。