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【マイラーズC】「距離延長」「大外枠」に注意 当日まで覚えておきたいデータ

2020年マイラーズカップインフォグラフィックⒸSPAIA
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ⒸSPAIA

大外枠が好データ

4月26日(日)に行われるのは読売マイラーズカップである。GⅠシリーズも小休止だが、安田記念に向けての重要なステップレースなだけに注目しておきたい。もともとは阪神競馬場で行われていたが、2012年より京都競馬場で開催することとなった。今回は過去8年のデータを見ていく。

まずは「枠別成績」。

枠別成績ⒸSPAIA

開幕週なので内枠が有利なのかと思いきや意外に大外枠が3勝。勝率も一番高い。外枠に入ったからと言って評価を下げるのはナンセンス。

続いて「脚質別成績」。

脚質別成績ⒸSPAIA

逃げ・先行馬が勝率では12.5%、14.8%と一歩リードだが、差し馬の複勝率も22.9%と悪くない。気になる差し馬がいれば、2、3着候補に入れるのがよさそう。

距離延長組に注意

続いて「前走距離別成績」。

前走距離別成績ⒸSPAIA

同じ1600mからここへ挑む馬は頭数が多いためさすがに数字が悪いが、注目は距離延長組。昨年は根岸Sから挑んだケイアイノーテック1頭しか出走馬がおらず仕方がないとして、2015~2018年までは該当馬が少ないにも関わらず毎年1頭以上馬券に絡んでいた。昨年途切れたかといってこのデータは見逃せない。

「所属別成績」を見ると関西馬が【7.8.7.78】でこれだけ頭数が出ていて複勝率22.0%はいい数字。 関東馬は【1.0.1.17】と振るわない。

所属別成績ⒸSPAIA

最後に「レース間隔別成績」。

 レース間隔別成績ⒸSPAIA

中3週以下で馬券に絡んだのは2着2回に3着1回とかなり少ない。安田記念の前哨戦ということもあり、じっくりとここを目標に仕上げた実績馬が活躍しているということだろう。中9週以上開いている馬でも、【4.4.7.28】と悪くないことから、休み明けを嫌う必要はなさそう。

2020年マイラーズカップインフォグラフィック