スワーヴアラミスが叩き合いを制する
3月31日(火)、中山競馬場で行われた
マーチS
は、1番人気のスワーヴアラミスが制した。2着に4番人気のクリンチャー、3着には8番人気のレピアーウィットが入った。
勝ったスワーヴアラミスは重賞初勝利。1、4番人気の決着で馬連は1,340円だったが、3着のレピアーウィットが8番人気ということもあり3連単は72,890円という配当となっている。
レースはリアンヴェリテが注文通りハナへ。
2番手のメイショウワザシが行きたがっていたものの、柴田善騎手が無理せずがっちりと抑えたこともあり、前半800mを49.8秒とそこまで速くないペースで通過。
こうなればペースは前に向く。勝ったスワーヴアラミスは3番手から楽に直線に向き、追ってくるクリンチャーを何とか制した。
内容的に強かったのは2着のクリンチャーの方か。ペースが遅いと察してか、3角では中団にいたが、4角では一気に前に進出。勝ち馬を捕らえられなかったものの、しぶとく足を伸ばした。ダートで重賞を勝つ日も近い。
3着のレピアーウィットは道中は後方3番手。勝負所で大外をぶん回す競馬でも馬券圏内まで追い込んできたのはお見事。ただ、なんせ気性の悪い馬。うまくかみ合うことが今後も好走の条件になるだろう。