ジャンプシュートの上達のコツは、「できるだけ高く」
試合の中で特に使われるのが、ジャンプシュート。ジャンプシュートの基本は、右利きの人は左足から、左利きの人は右足から勢いをつけて高く飛ぶ。ジャンプした後は、踏み込んだ側の肩を入れて、上半身をひねるだけだ。
たったこれだけを意識すれば、力強くて速いシュートが打てるのだ。何度もジャンプシュートを繰り返しているうちに、「踏み込み」や「ひねり」が甘くなってしまいがちだが、シュートに勢いが足りなくなったら、基本を振り返ることを忘れないようにしよう。
Photo by Ivica Drusany / Shutterstock.com
「もっとシュートがうまくなりたい!」そう考えている人のために、効果的な戦略と共に、主なシュート上達のコツとポイントを解説する。
試合の中で特に使われるのが、ジャンプシュート。ジャンプシュートの基本は、右利きの人は左足から、左利きの人は右足から勢いをつけて高く飛ぶ。ジャンプした後は、踏み込んだ側の肩を入れて、上半身をひねるだけだ。
たったこれだけを意識すれば、力強くて速いシュートが打てるのだ。何度もジャンプシュートを繰り返しているうちに、「踏み込み」や「ひねり」が甘くなってしまいがちだが、シュートに勢いが足りなくなったら、基本を振り返ることを忘れないようにしよう。
より勢いのあるジャンプシュートを身に付けたいなら、上半身をひねった後の動きも重要になってくる。ボールを投げるときは、肩を入れていたほうの体を後ろに引き、利き手側の動きは、肩、肘、手首、指先の順に体を入れる。この状態で高い位置からボールを離せば、とても力強いジャンプシュートが打てるが、あまり意識し過ぎると、スムーズな動きができなくなってしまう。
スランプに陥りそうになったら、「踏み込み」と「ひねり」を大切にして、少しずつ改善しよう。
ステップシュートがきれいに決まれば、確実な得点源につながる。ハンドボールの基本技でもあるので、しっかりと極めていきたいところだ。
ポイントは、「スナップを利かせる」ことと、「ボールを回転させる」ことで、利き手と反対側の肩を開かないのも、ステップシュートの精度が上がる秘訣だ。ほかにも、コンパクトな動きを意識して投げたり、体の横ではなく「体の前で」ボールを投げることも大切だ。これらをマスターすれば、より速いステップシュートが使える。
ディフェンスを利用することで、キーパーにシュートするタイミングを見せないテクニックだ。ブラインドシュートが上手い選手が1人でもいれば、攻撃の幅が広がる。ブラインドシュートでは、何よりもフェイントが大切だ。
まず、上からシュートを狙うフリをしてディフェンスの意識を上に誘い、ディフェンスが手を上げたら、すかさず空いた脇のコースからシュートを決めよう。どちらのコースを選ぶのかは、キーパーの位置によって使い分ければいい。
ループシュートも、フェイントありきの攻め方だ。ディフェンスをかわしてキーパーと1対1になったら、ジャンプシュートと見せかけて「ループシュート」を決めよう。ポイントは、「強いシュートを投げる印象を与えられるか?」だ。
キーパーが一番恐れるのが「勢いのあるジャンプシュート」のため、意表を突くには最適の攻撃手段となる。フォームは普段のジャンプシュートと変わらないのですが、高い打点から離すようにしてください。ループシュートと見せかけて、ジャンプシュートを狙うのも効果的な戦略だ。
ハンドボールのシュートは、「勢いのある攻撃」か「意表を突いた攻撃」が重要だ。 「勢いのある攻撃」では、体の使い方やボールを投げるタイミングを意識してほしい。 「意表を突いた攻撃」では、いかにフェイントをかけるかがポイントだ。 実戦で経験を積んで、しっかりと使い分けよう。