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ハンドボールの基本的ルールとは?

2016 10/11 18:34
ハンドボール 試合
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Photo by muzsy/ Shutterstock.com

ハンドボールの存在は知っていても基本的なルールまで知っている人はなかなかいないのではないでしょうか?ルールを知ったらハンドボールの試合を見るのも楽しくなると思うので、ぜひルールを知ってくださいね!

コートについて

ハンドボールのコートのサイズは40m×20mで、ゴールのサイズは高さ2m×幅3mと決まっています。 また、40mのラインをサイドラインと呼び、20mのラインをアウターゴールラインと呼びます。 ゴールラインはゴールの前方6mにありゴールキーパー以外は入れません。 ゴールラインから9mのところにあるラインをフリースローラインといいます。 コートの中心にあるラインをセンターラインといい、試合を開始するときに使います。

試合時間について

競技時間は、中学生の場合は前半後半それぞれ25分で、高校生以上が前半後半それぞれ30分。休憩はどちらも10分間です。前半後半で勝敗がつかなかった場合は延長戦をやります。後半終了後に5分間の休憩をはさみ、その後10分間の延長戦を行います。それでも勝敗がつかなかったら、延長戦またはスローで決着をつけます。
延長線かスローかは大会によって違います。延長戦以外の前半後半にあわせて3回ずつそれぞれ60秒のタイムアウトをとることができます。

競技人数について

競技に参加できる人数は1チーム7人となっています。内訳はコートプレイヤー6人で、ゴールキーパー1人です。選手の交代は交代ラインから自由に交代することができ、制限はないので何回でもできます。 ユニホームはコートプレイヤーとゴールキーパーは必ず違う色のものを着なければいけないことになっています。もしゴールキーパーがユニフォームをコートプレイヤーと同じものに着替えればコートプレイヤーとして試合に参加する事ができます。

ボールについて

ハンドボールのボールは年齢によって変わります。高校生男子と一般男子が3号球を使い、中学生と高校生女子と一般女子が2号球を使い、小学生以下は1号球を使います。基本的にはボールはパスとドリブルでつないでいきます。ボールを持って3歩まで動くことができます。ジャンプしてところでボールをキャッチした場合は、着地したときを0歩として数え、次の1歩から歩数を数えていきます。また、ボールを持ったままでいられる時間は3秒です。

得点のとり方

ハンドボールはボールがゴールラインを完全に通過したときにゴールとしてのカウントがされ、1点が追加されます。また、レフェリーは次のスローオフが行われるまでは得点を取り消すことができてしまいます。スローオフとは試合開始や失点後にセンターラインの中央からレフェリーの合図後3秒以内にボールを投げることです。また、スローオフするときは相手の選手はフリースローをする選手から3m以上離れていなければなりません。

反則

空中以外で味方のキーパー以外がゴールエリアに入ってしまうと反則となってしまいます。バスケットボールでも有名な反則のダブルドリブルやホールディングはハンドボールでも反則となっています。他にもボールを持っている手を叩いたり、プレイヤーを押すことも反則とされています。また、ハンドボールは3歩までしか歩いてはいけないのでそれ以上歩いたら反則になります。同じくボールを持っていられるのは3秒間なので4秒以上持っていたら反則です。

まとめ

以上がハンドボールの基本的なルールとなっています。あまり馴染みのないハンドボールという競技ですが、ルールはそこまで複雑ではないので、ぜひ試合を見てみてください。サッカーでもバスケットでもないハンドボールという競技にはまるはずです!

以上「ハンドボールの基本的ルールとは?」でした。