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日本体操競技の聖地とその舞台に立つ選手を輩出し続けるクラブを紹介

2017 7/10 10:25フェデ
体操競技
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Photo by Luigi Fardella/Shutterstock.com

日本体操競技の聖地と言えばココ!という場所や、トッププレイヤーを多く輩出しているクラブについて紹介する。 ぜひ参考にしてみてほしい。

1964年東京オリンピック体操競技会場「東京体育館」

日本体操競技の聖地として外せないのが、東京体育館だろう。体操競技はもちろん、卓球、レスリング、バレーボール、フィギュアスケートなどの大会が数多く行われてきた、歴史ある体育館である。
なぜ、体操競技の聖地とも呼ばれるのか。それは、1964年東京オリンピックの際、体操競技の会場となった場所だからだ。昭和終わりから平成に入り、幾度かの改築、改修工事を迎え、オリンピック競技場になったメインアリーナは旧体育館となったが、今でもトップアスリートが集う大会が開催される由緒ある場所である。

体操競技の聖地「有明体操競技場」

2020年東京オリンピックにて体操競技が行われる予定の有明体操競技場。ゆりかもめ有明テニスの森駅から徒歩で約1分と交通アクセスも抜群だ。
オリンピックが開催される競技場だから、体操選手としては目指すべき場所になること間違いなし。また、オリンピック時には、体操競技専用の会場も設けられるなど、その充実ぶりに注目が集まる。
競技種目が体操、新体操、トランポリンとあり、それぞれにスペースが必要となることから、このような広い会場が必要になる。

体操競技の聖地「アントウェルペン」

世界体操競技選手は、国際体操連盟の主催で1903年にベルギーのアントウェルペン(アントワープ)で記念すべき第1回大会が開催された。
アントウェルペンと聞いてあまりなじみがない方も多いかもしれないが、アントウェルペンは1990年代以降ファッションで有名な都市で、国際的に活躍しているデザイナーもいる。プランタンやノートルダム大聖堂、ギエット邸などの世界遺産も登録されており、文化的な町でもある。

日本体操競技の聖地とも呼べる場所(1)

オリンピックや数々の国際大会で活躍している体操競技の選手。彼らや彼女たちは、一体どこで体操を習い、そして活躍してきたのか。まさに聖地と呼んでもよい所属チームを紹介する。
フェアリージャパンで活躍している選手が多く所属している「みなみ新体操クラブ」がそのひとつだ。教育方針が"ほめて伸ばす"ということで、個性を出していきながら成長を促しているようだ。競技大会出場を視野に入れたコースは真剣そのもので、全国のみならず世界をも視野に入れた練習が行われている。

日本体操競技の聖地とも呼べる場所(2)

そしてもうひとつは、「東京ジュニア新体操クラブ」だ。こちらもフェアリージャパンのメンバーが所属しているクラブだ。体操を始めたいという幼児クラスから高校生のクラスまで用意されていて、それぞれのレベルや能力に合わせて指導が行われている。
新体操はその技術だけでなく、礼儀や協調性がなければ一体感が生まれてこないと言う。ここでは、技術面に加えて精神的な部分も鍛えながら、常に上位で戦い抜ける選手を育て、輩出している。

まとめ

体操競技における聖地とそれに値するクラブの紹介もさせていただいた。 これから体操競技を始めたいと考えている方や、観戦を楽しみたい方は、ぜひ参考にしてみてはいかがだろうか。 体操の新たな発見ができるかもしれない。