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鈴木愛、惜しくも平均ストローク更新ならず。女子プロゴルフツアー全日程終了

2018 11/27 15:00SPAIA編集部
鈴木愛,Ⓒゲッティイメージズ
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最終戦で狙った平均ストローク歴代1位

平均ストロークは「調整値加味総ストローク数÷総ラウンド数」で算出される。調整値加味総ストローク数とは、出場する試合によって異なるコース所定パーの数を是正するため、パー72以外のラウンドにおいてもパー72換算で算出したストローク数である。

この平均ストロークにおいて、鈴木は最終戦を11アンダーで乗り切れば、2016年にイ・ボミが記録した歴代1位の70.0922を塗り替えることが可能な状況だった。本人もそれをわかった上で、ラウンドに臨んでいたそうだ。

その最終戦では、初日の1アンダーを皮切りに、2日目3アンダー、3日目イーブンパーとし、トータル4アンダーで最終日を迎えた。この時点で首位は10アンダー。目標の11アンダーまで伸ばせば、優勝の可能性も見えてくる。

最終日は1番2番の連続バーディで波に乗り、フロントナインを3アンダーで乗り切る。バックナインも10番でバーディ、13番イーグル、14番もバーディとして目標の11アンダーに到達。そして17番までをパープレーで乗り切り、迎えた最終18番ホールでは約1mのパーパットが残った。これが重圧なのだろうか、少し引っ掛け気味に強く出たボールはカップの左に蹴られてボギー、記録更新とはならなかった。

それでも、メルセデスランキング1位の申と賞金女王のアンを抑え、70.1052でのタイトル獲得は見事。鈴木は平均ストロークの他にも、パーオンホールの平均パット数と1ラウンド当たりの平均バーディ数で1位となり、日本人選手の第一人者としての実力を証明してみせた。来季はLPGAツアー初の60台を狙ってもらいたい。

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