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ゴルフ観戦するときに知っておいてほしい8つのマナー

2016 8/30 05:51
イメージ画像ⒸJordan Tan/Shutterstock.com
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ⒸJordan Tan/Shutterstock.com

プレー中は動かず、決してボールに触らない

非常に集中力を必要とするゴルフで観客が動いたり小さな音を立てたりすると、選手の集中力が切れプレーの邪魔になることがある。プレー中はとにかく静かにし、スタッフが「お静かに!」と書いたボードを挙げた時は素直に従うようにしよう。

また、観戦中に選手の打ったボールが近くに飛んでくることがある。例えそれが目当ての選手のボールだったとしても、決してボールに触ってはいけない。全てルールに基づいてプレーしているため、グリーン外からのストロークで動いているボールを局外者が不意に動かすと必要な措置を取らなければならなくなる。

仮に動かしたのが同伴競技者またはそのキャディであった場合は当人が2ペナルティとなり、委員会が「重大な違反」と判断した場合は競技失格になることもある。

カメラ撮影やロープ内侵入は禁止

カメラやビデオ、携帯電話による撮影はもちろん選手個人の撮影も禁止されている。撮影音やレンズの反射で選手が集中できない場合があるからだ。

そしてギャラリーはロープ外から観戦するのが原則で、コースの反対側に渡る際はクロスウェイ(ロープで作られている道)を通る。ロープ内に入ると危険な場合もあるので、プレーの妨げにならないよう係員の案内に従う方がよい。ロープ内に入り競技の妨げになれば、退場になることもある。

プレー中は通話禁止、選手にも話しかけない

携帯電話の使用にもルールがある。基本的にプレー中の通話は禁止で、携帯電話の電源はOFFもしくはマナーモードにしなければならない。

また、グリーン終了後や次のティーグラウンドに移動するときに選手に握手やサインを求めたり話しかけたりする人がいるが、これも選手の集中力を下げてしまう原因になりかねないので避けた方がよい。サインや握手などはプレーが全て終了してからにしよう。

ラフすぎる服装はNG

ゴルフ観戦の際、服装はどうすればいいのだろう。最近はラフな格好で観戦に行く人も多いが、基本的にジーンズやティーシャツ、ジャージに足元がビーチサンダルやスリッパなといった服装はNGで、ピンヒールのようにかかとがとがった履物も芝生を傷つけるので避けた方がよい。

ゴルフには「ドレスコード」があるため、それに基づき服装を選ばなければならない。これはプレー側だけに限らず、ギャラリーも同様だ。

良いプレー時には掛け声を

選手が良いプレーをした時には「ナイスバーディー」「ナイスイーグル」「ナイスショット」など、適度に称えた方がよい。そうすることで選手も気持ちよくプレーができるからだ。ただこれもタイミングが大事で、プレーの邪魔になってはいけない。声掛けのタイミングがわからないときは他のギャラリーの真似をしてもかまわないのだが、次のプレーを開始したり他の選手の番になったら静かにしよう。

ゴルフのマナーには「選手ファースト」が根底にある。ギャラリーがマナーを守って観戦すれば、選手も素晴らしいパフォーマンスを披露してくれるだろう。