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ゴルフを始めようと思っているジュニアのための正しいクラブ選び!

2017 3/29 09:48kinsky
ゴルフ
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Photo by Kletr/Shutterstock.com

お父さんお母さんの中には、お子さんに何かスポーツを始めさせたい、と思っている方も多いはず。ゴルフはいかがでしょうか?生涯かけて長くプレーでき、また将来のプロも夢ではないゴルフは、良い選択肢の一つです。しかし、何を準備すればよいか、費用はどれくらいかなど、不安を抱いている方もいるでしょう。そこで今回は、ゴルフに欠かせないクラブ選びのちょっとしたアドバイスをいたします。

クラブは子どもの年齢より身長に応じて選ぼう

お子さんには、ジュニア用クラブを選ぶのが一般的です。ジュニア用クラブと一口に言っても、子どもは小学生以下から中高生まで身長差や体格差があります。ですからクラブ選びも年齢や身長に応じたものを考えるのが前提になります。但し、同じ年齢でも個々の差がありますので、どちらかというと身長の方を優先させて選ぶことです。
各メーカーでは長さや重量が異なる3種類ぐらいのクラブを販売しています。具体的には3歳~6歳用が身長90~110センチ、6歳~9歳用が110~130センチ、9~12歳用が130~150センチを想定して作られています。中高生で身長が150センチ以上なら大人用でも大丈夫です。

クラブの重量も大切な要素

クラブの重量も選ぶ時の大切なポイントです。子どもは当然ながら大人より力がありません。クラブが重すぎるとバックスイングが正しく出来ないので、クラブの重量に負けてきれいに振り切ることが出来なくなります。飛距離にも方向性にも影響が出ます。
一般の男性ゴルファーの場合、例えばドライバーはヘッド重量が約200グラム、シャフト重量が40~70グラム、グリップ重量が30~50グラムです。ジュニアはこれを目安に体力や身長に合わせて重量が軽めのクラブを選ぶことが大切です。

ジュニアの場合は、クラブは6~7本あれば十分

コースに出る時、使用できるクラブの本数は14本以内と決まっています。しかし実際には、大人でも1回のラウンドの中で使用頻度が高いクラブと、1度も使用しなかったクラブもあります。ですから、お子さんの場合には14本の半分以下のクラブを揃えれば十分です。
絶対に必要なクラブはウッド、アイアン、パターの3種類です。小学生の低学年を目安に考えるとウッドは2本、アイアンは3本、それにパター1本です。ショップにはジュニア用クラブセットが数多く販売されているので、入っているクラブの種類を確かめて購入しましょう

シャフトのフレックス選びもジュニアには大事な要素

国内外のメーカーとも色々なバリエーションでクラブセットを販売しています。クラブの長さや重さを基本にして作られていますが、もうひとつ、シャフトの「フレックス」もポイントになります。フレックスとは柔らかいか硬いかを表すものです。簡単に言うと力の無い人はヘッドスピードが遅いため、硬いシャフトを使用するとしならず、うまく飛距離が出ません。
ですから、ジュニアでも小学生ぐらいでしたらフレックス選びの基本は柔らかめにして、中学生ぐらいになり体力が付いたら硬めのフレックスに変えるというのも方法です。

ジュニアクラブのセット価格は2万円台。中古も要チェック

国内外の有名ブランドではジュニアセットとして多種類販売されているので、実際にショップに行って確かめることです。例えば9歳~12歳用ならドライバー、FW、アイアン3本、SW、パターがスタンドバッグにセットされていて2万円~2万5千円が主流です。小学校低学年ならもっとクラブ数が少なくても十分ですし、逆に中高生になると14本近く必用になる場合もあります。
子どもはすぐに成長し体格が変わってくるので、出来るだけ安く揃えたいという人は、中古品が販売されている店やネットショップをチェックしておきましょう。

まとめ

現在活躍中の若いプロゴルファーのほとんどが、小学生かもっと前から始めているそうです。ゴルフは費用が掛ると考えがちですが、意外にも大人ほど用具への費用負担は高くないようです。ここではジュニアのクラブ選びと入手方法についてご説明しましたので、お役立てください。