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ゴルフで飛距離を伸ばすためには筋トレでパワーアップを

2017 3/3 09:51kinsky
ゴルフ,筋トレ
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Photo by Alex Staroseltsev/Shutterstock.com

ゴルフのスコアをアップするためには、アプローチ、パターの精度向上などさまざまな方法が考えられます。しかし、まず飛距離を稼ぐことこそスコアを縮めることに繋がります。そして、飛距離アップのためにはパワーを付ける筋トレを行いましょう。

自宅でもできるスクワットで下半身の強化を

下半身の筋トレで最も効果的なのがスクワットです。スクワットをすると、大腿四頭筋、脊柱起立筋、ハムストリングなどの周辺を鍛えることが出来ます。続けていると体幹も強くなります。自宅で簡単にできる方法としては、両手を頭の後ろで組んで足をゴルフのアドレス状態と同じぐらいに開き、膝を曲げてしゃがみ、立ち上がる動作を繰り返します。Ⅰ日20回ぐらいを目安に行うと良いでしょう。
また、ジムに通っていればバーベルを持ち上げながら行うと一層の効果が得られるでしょう。

スクワットで消費したカロリーを補う栄養補給が大切

スクワットで筋力が付くと下半身が安定しますから、クラブを早く振ることが出来ます。スイングスピードが増すと飛距離はアップするのです。しかし、スクワットを行う上で覚えていなければならない事もあります。
それは激しい運動なので大量にカロリーを消費し、筋肉が損傷するなどの負担がかかるということです。それらを補うためにもスクワットが終わったらしっかりと食事で栄養を補給する必用があります。食事で栄養が不足していると思ったらプロティンやサプリメントで栄養を補うことも考えましょう。

チンニング(懸垂)は背筋を鍛えるのに効果的

ゴルフのスイングでインパクトの瞬間、ボールには1トンぐらいの衝撃を与えると言われています。そのパワーを身体で受け止めるには背筋力が必用です。ですから背筋を強化する筋トレは欠かせません。肩甲骨の周りの背筋を強化する方法を「チンニング」と言います。
具体的方法としては懸垂を行うことになりますが、例えば鉄棒に掴まって身体を上げ下げしますが、腕の力で身体を持ち上げるのでは無く、肩甲骨を意識しながら行うと効果的です。初心者は鉄棒を低くし寝そべった状態で行うと無理が掛りません。

腹筋などを鍛える筋トレが「ブランク」

腹筋と腹斜筋を鍛える筋トレが「ブランク」です。腹筋は以外と重要で腹筋が強いとスイングが安定して飛距離アップを図ることが出来ます。腹筋は寝そべった状態から腕を頭の後ろに組んで身体を持ち上げ胸を膝方向に近づける運動を行います。
また、腹斜筋を鍛えるとスイング時の身体の回転速度が速くなるので飛距離アップにつながります。 両足を軽く開いて立った状態で両手を腰に当てます。そして、上半身を左右に回します。両手にダンベルを持って行うという方法もあります。

脊椎起立筋を鍛えておくとスイング軸が安定します

脊柱起立筋を鍛えておくとスイング軸が安定するので飛距離アップと方向性の安定性が図られます。また、腰痛予防にも効果があるので「バック・エクステンション」はおすすめの筋トレです。方法としては、まずうつ伏せになり頭の後ろに手を組みます。そして首、胸、腰をゆっくりと上げます。
つまり、身体を反り返し戻す動作を数回繰り返すのです。無理に身体を反らせると腰を痛めることがあるので、最初はバランスボールを胸の下に挟んで行うのも一つの方法です。

まとめ

少しでも遠くへ飛ばしたい、というのが全てのゴルファーの願望です。そのためには筋トレによって筋力をアップする方法が最適です。筋トレには身体の部位別に幾つかの種類があり、中でも代表的な方法を紹介しました。参考になれば幸いです。