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ゴルフの練習に行けない時に自宅でできるゴルファー向けフィットネス

2020 4/22 06:00akira yasu
スクワットイメージⒸstudioloco/Shutterstock.com
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Ⓒstudioloco/Shutterstock.com

ワールドグレイテストストレッチ

コロナウイルス感染拡大の影響で外出が制限されたり、ゴルフ練習場が一時休業していたりと、練習不足になっているゴルファーは多いだろう。しかし、ゴルフ上達、スイング向上のための練習は自宅でもできる。それも、素振り器具などの道具を使わなくてもできることがある。今回は、ゴルフスイングのイメージ作りに直結するエクササイズを紹介する。

どのようなエクササイズをするにも体全体をほぐす必要がある。ほぐすことで怪我なく狙い通りの効果を獲得しやすくなるからだ。まず、準備運動として、直訳すると“世界で最も偉大なストレッチ”となる「ワールドグレイテストストレッチ」を紹介する。

ワールドグレイテストストレッチは股関節や大腿部、胸椎や肩甲骨まわりなど、体全体をほぐすもの。YouTubeで検索すると様々な動画が投稿されている。まずは見ながらストレッチをして欲しい。

体幹の回旋

体全体がほぐれたら、次は体幹の左右の回旋。体幹の中でもまず胸椎だ。胸椎は、腰を固定し上半身をひねることで胸椎は回旋する。椅子に座ったまま上半身をひねろう。脇を空け、両手を後頭部に当てて上半身をひねると、肩甲骨まわりもセットで伸ばせる。また、このエクササイズは体幹トレーニングにもなる。腹筋に力が入ることを体感できるはずだ。

バランスボールがあれば、それに座ってこのエクササイズができると良い。より体幹を鍛えながらの胸椎回旋ストレッチになる。

スクワット

ゴルフスイングで体の力の使う方向は回転や左右のイメージが強くなりがちだが、上下のイメージを持つことが重要になる。スクワットに近い動作だ。よって、スクワットトレーニングをおすすめしたい。こちらもYouTubeにたくさん動画が投稿されている。

ポイントは、臀部を意識すること。脚部以上に臀部を使って強く地面を押せると、ゴルフスイングに必要な動きができ、力が伝わりやすくなる。

また、姿勢に注意し、反り腰にならないようにしたい。反り腰になると腰への負担が大きくなってしまう。また、つま先に体重が乗ると臀部を鍛えにくくなる。土踏まずからかかと寄りで体を支えて押し上げるイメージを持つことで臀部を鍛えやすくなる。

スクワットと体幹回旋をミックス

スクワットと体幹の回旋を同時に行ってみよう。まずは一定のリズムでスクワットする。そして、臀部で体を押し上げるタイミングで体幹を左右へ回旋する。それを連続して繰り返す。最初はうまくスクワットと体幹の回旋が連動しないかもしれないが、慣れてくると一定のリズムでタイミングよく連動できるようになるだろう。

この流れは実際にクラブを持ってスイングする時にも取り入れたい。室内でスイングできるサイズの素振り器具を持っている人は、スクワットと体幹の回旋に腕(クラブ)の動きも加えて取り組んでみると良いだろう。



ボールを打つ練習より効果が出る場合あり

今回紹介したようなエクササイズは、練習場でボールを打つことよりも効果を発揮する場合がある。ボールを打つと弾道、結果に意識がいってしまい、スイングの課題がぼやけてしまいがちだ。その点、体をどう使うかに特化したエクササイズは、そのゴルフスイングに必要な動きに集中できる。

今はゴルフの練習以前に運動不足のゴルファーも多いだろう。運動不足解消を兼ねた理想のゴルフスイング作りに取り組んでみてはどうだろうか。

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