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2020年のF1参戦ドライバー20名が確定 王者ハミルトンに挑む新世代の台頭に期待

2019 12/17 06:00河村大志
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F1 2020年シーズンのドライバーが確定

アブダビGPでウィリアムズチームが来年ジョージ・ラッセルのチームメイトにニコラス・ラティフィを選んだことを発表した。これにより来シーズンの参戦ドライバー20名が決まった。

2020年ドライバーラインナップⒸSPAIA


ロバート・クビサに代わりウィリアムズのシートに座るラティフィは24歳のカナダ人で今年のF2ランキング2位。特に前半で3勝を挙げるなど力強いパフォーマンスを発揮し、F1ではサードドライバーとしてフリー走行を担当するなど、F1での走行経験もあるルーキーだ。チームメイトのラッセルは昨年のF2チャンピオン、F1直下のカテゴリーで活躍した若手二人が、名門を復活へ導けるかにも注目したい。

そしてもうひとりF1にやってくるのは、ルーキーではなくF1復帰となるエステバン・オコンだ。メルセデス育成のオコンは2016年の第13戦ベルギーGPでF1デビューしたフランス人で、戦闘力が劣るマノーのマシンで参戦したグランプリ全戦で完走を果たす。2017年にフォースインディア(現レーシングポイント)かフル参戦を果たすと開幕戦でいきなり10位入賞、その後もコンスタントにポイントを重ねていった。

チームメイトのセルジオ・ペレスとの接触が度々見受けられたが、この年にこれまでのデビュー戦からの連続完走記録を27に塗り替える活躍をみせた。2017年末でF1シートを失ってしまったオコンだが、速さと安定感を兼ね備えており、チームがどれほどのマシンを用意できるかにもよるが、来年の活躍が期待される。

来年の注目は王者VSニュージェネレーション

今シーズンを盛り上げ、最終戦アブダビの表彰台にあがったメルセデスのルイス・ハミルトン、レッドブルのマックス・フェルスタッペン、フェラーリのシャルル・ルクレールは、来年も活躍が楽しみなメンバーだ。

最終的にはハミルトンが今シーズンを支配したが、フェルスタッペンとルクレールの活躍も光った。オーストリアGPでルクレールとの激しいバトルを制したフェルスタッペンは、復帰後初の優勝をホンダにプレゼント。ウェットで難しいレースだったドイツや最も戦闘力を見せつけたブラジルでも優勝し、3勝をマーク。ハンガリーの予選ではハミルトンのタイムを上回り、自身初のポールポジションを獲得した。

今年、名門フェラーリに移籍したルクレールは前半にチームオーダーや作戦ミス、マシントラブルなどがあり優勝できなかった。だが、ベルギーではハミルトンを、フェラーリの地元モンツアで行われたイタリアGPではハミルトンとバルテリ・ボッタスといったメルセデス勢を制し、2勝。また、今季のポールポジション獲得数は9回と誰よりも多く、自身の速さを証明してみせた。

今年は最終戦までランキング3位を争ったフェルスタッペンとルクレール。来年、この二人がハミルトンと優勝争いを繰り広げる展開になれば、さらにエキサイティングなシーズンとなるに違いない。それには最速のマシンにも関わらず作戦ミスが目立ったフェラーリ、トップ2に追いついてきたレッドブルが来年メルセデスと比較してどれほどのマシンを用意できるか、そしてチーム力を上げてくるかにかかっている。

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