数々の名言を残したF1レーサー
F1というものがこの世に生まれてから60年以上経過しています。その歴史の中で数多くのレーサーが生まれてきました。数々の名勝負や名シーンを見せてくれたプロレーサーは、時に偉大な名言を残してくれます。その名言は、F1レースに関係するものだけでなく、時に私たちの人生観や感情を見直させてくれるようなものが多いです。
人生に迷った時の道しるべになるような名言は、どういった選手から生まれるのでしょうか?今回は、F1界が生み出した名レーサーの名言についてご紹介したいと思います。
アイルトン・セナの名言
アイルトン・セナは、ブラジル出身のプロレーサーです。20世紀最高のスポーツ選手の一人とも呼ばれています。彼は、ブラジルで初めてのF1レースの覇者として君臨していました。不幸にもレース中の事故により亡くなりましたが、彼はいったいどのような名言を残したのでしょうか?
「この世に生まれたこと。それが最大で最高のチャンスだと思う」
生まれたこと自体が奇跡であること。生まれることができたから自分は今この舞台に立つことができた。そういった気持を表現している言葉です。一見当たり前の言葉ですが、普段見失いがちなことです。そういったことに改めて気づかせてもらいました。
片山右京の名言
片山右京は、1992年から1997年までF1に参戦し、その強引なコーナーリングや攻め方は海外の選手から恐れられていました。引退した現在は、コメンテーターの他にも、登山家としての一面を見せてくれています。
「不安な時も、できる!やれる!と自分に言い聞かせてください。30分も言い続ければ自信が出てきます」
人はプレッシャーに押しつぶされそうになった時、つい逃げ出したくなってしまいます。ですが、そこから自分を鼓舞していくと、いつしか本当にできると思い込むことができるんですね。
ミハエル・シューマッハの名言
ミハエル・シューマッハは、ドイツ人のレーサーです。ドイツ人初のワールドチャンピオンとなっただけではなく、今もなおその記録を破ることができない伝説の選手ともいえるでしょう。引退後、スキーの事故によって命の危険にさらされ、現在も治療中とのことです。そんなシューマッハの名言はこちらです。
「チームを組む場合は、自分はいちばん最後。優先順位を間違わなければ、最後には自分に返ってくるから」
非常にシューマッハらしい言葉ですね。我を通すのではなく、チーム内の和を優先することが大事ということです。日本的な考えに近いと言えるかもしれません。
まとめ
さて、今回はF1レーサーの名言についてご紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか?
F1は、時に命がかかるようなスポーツですから、彼らの言葉には特に重みがありますね。
以上「胸を打つ!F1ドライバーの名言とは?」でした。